『インスピレーションを感じるもの』
フィンランドに住む心友から彼女の最新本が届きました。
彼女の伯父さんは、フィンランドでは、自然を撮る写真家として有名な方のようで、その伯父さんの撮る動物や風景写真に、彼女が詩を綴っています。
彼女はとてもクリエイティブで、詩だけではなく、編物や手芸が大得意。
私はいつも彼女の作品を見ると、ドキドキ・ワクワクして、ぱあっと眼が開きます![]()
今回の作品もそんな作品。
彼女の本が届くといつも、宝物を手にした気分になります![]()
鮮やかな写真と、色と文字の組み合わせ方が、さすがフィンランド人とワクワクします![]()
彼らのこのコラボレーションは、日本ではお目にかかれなそうな日本人にとっては斬新な作品です。
あまり動物に興味はなかったけれど、自然の世界に引き込まれそうになります![]()
彼女には現在、シュタイナー学校に通っている7歳の女の子がいます。
彼女が本を初めて出版した時にはその子は3歳。
小さな子でも音を聞いて楽しめる詩にしたかったと言っていたので、詩は全てフィンランド語で、どんなことが書かれているのかわからないけれど、私も文字を声に出してみて、音を楽しんでいます。
「ティウ-ティッカー パロカリキリッカ スルハスタンサ ホプッター」
ちなみに、基本的に、フィンランド語は単語を読む時は、アクセントが始めにあります。
例えば、日本人はフィンランドの首都ヘルシンキを、ヘルシンキと同じリズムで
読みますが、フィンランド人は、ヘルシンキと読みます。
彼女の新作の表紙はヤギです![]()
フィンランド語でヤギはVuohi(ヴオヒ)![]()
今回はページをめくると、羊、馬、ブタ、鳥、フィンランドの景色、家、自然など様々な写真とともに、エリーナの詩がつづられています![]()
ヤギの目ってどこか吸い込まれてしまいそうな奥深さを感じますね![]()
ヤギ…ヤギってすごかったんですね!!
今までヤギについて意識を合わせたことなんてありませんでした![]()
海外でよく、ヤギを捧げものにする習慣・歴史がありますよね。
ヤギを捧げものにするに至った原点がありますね。
それはヤギが純粋に聖なるものとして神聖だからという理由だけでなく、支配者が、ヤギに象徴される何か(存在)を支配している立場だということを誇示・象徴する為だった気がします。
ヤギと同じ目をした人が外国人の方に時々いらっしゃいますよね。
同じ人間とは思えない(神秘的という良い意味で)、どこか超人的な目を受け継ぐ家族に出会ったことがありますが、今彼らを思い出してしまいました![]()
こんなことに気づいて、だから何?という感じですが…
独り言ということで![]()
(*一部2011年ブログ内容から)
I got the latest book of my friend in Finland which is called “Loruja kotieläimistä”
Her uncle is a famous nature photographer in Finland and
this is a collaboration work with his photographs and her poems.
They have now published 6 books.
Mainly the pictures are from animals and nature in Finland.
She is very creative person, and is very good at knitting, handicraft, and so on.
I always feel her works uplift my spirit because they make me so happy and feel like ‘life is fun and joyful’.
Of course this book is one of them.
Every time when I get her new books, I feel like I am holding a precious thing.
The combination of animals and nature’s pictures, and color, poems are just amazing.
To me, it looks like “Made in Finland”.
I think it’s hard to find something like this in Japan.
I wasn’t a big fan of animals, but I was very impressed at their beauty and actually I now love them.
She is a mother of 7 years old daughter and when she first published her book, the daughter was 3 years old.
She told me that she wanted to write poems that small children can also enjoy by listening to the sound of the words, so I also enjoy reading aloud, although I can’t totally understand what their mean.
Lots of love to her,

