普段はそんな生活していないくせに
「粋」という言葉が好きだ。
いろんな旬の感じ方はあるが
独身時代は
春は花見
夏は海水浴
秋は紅葉狩り
冬は温泉
という縛りを自ら課していた。
それぞれの季節の魅力はあるが
必ず外せないのが食事である。
食べ物で旬を感じることは
子供心に「粋な女」への入り口だと信じていたのだが
今でも飽きずにそんなことを思っているのは
なにより旬の食材は美味しいからに他ならない。
要は食べたいが故の言い訳だ。
そういう私でさえ
土用の丑の日はうなぎが異様に高かったので
「肉買ったほうが安いじゃん!!」
と無視していたのだが
関西人として無視できない夏の食材がこれ
「鱧」だ。

ヘアサロンからの帰り、
渋谷ヒカリエのB3の下鴨茶寮で
大好きなちりめん山椒と一緒に買った。
先月から気にはなっていたのだが
今日買わないと夏が過ぎてしまう・・・いつ買うの?今でしょ!?
「夏だしな~~鱧は食べておかないとな~~」
という私に店員さんが「関西の方ですか?」と・・・(恥)
ということで
関西の夏をくいっといただきました。
ついでに買った「順菜のもろこし豆腐」も涼やかでしょ?
(モンタナさんは嫌いだけど)こゆきの大好きな茗荷もしっかり添えられて。
来月帰る関西の
前哨戦。
本番はどんな美味しいものが待っているやら。