アリスをたたえる | 続・阿蘇の国のアリス
2018年
3月26日(月)

「メー♪」


「シカの角...
私が拾ったのよ♪」


「すごいよ、メリーちゃん。
幸せそうだね♪」

「うん、ここは天国だよ」


その日の朝、
私の誕生日だといって、
アイ(カフェ)さんとアケミさんが
ゴールデンコテージを
訪ねてきました。


アイさん・アケミさん


そして...

ジュジュかあさん


もなか親分


ソラママさん


ルナママさん


ローリィママさん


モコたんかーさん


クオーレさん


サチエどん


私は、
みんなといっしょに
生きられて、
ほんとうによかった。

...ありがとう。


2017年
3月26日。

「アリス、ぼくだよ、
お誕生日おめでとう」


「きみはずっとぼくの胸で
生きるんだ」


「アリス、8歳の誕生日に
更科源蔵(さらしなげんぞう)の
犬をたたえる言葉を贈るよ。
犬の十戒よりずっとずっと
好きな言葉だ」

氷のうえで神様が滑った...


氷が一番偉い。


氷は太陽に溶ける...

太陽が一番偉い。


太陽は雲に隠れてしまう...


雲の方が偉い。


雲は風に飛ばされてしまう...






風が偉い。


木は風を抑えるではないか...


木が一番偉い。


木が偉いといっても
人間が切って
木をくべるではないか...


だから、人間が一番偉い。




人間が偉いといっても
半分死んでるではないか...


死神の方が偉い。


そういう死神だって、
犬には見つけられる...


だから、
犬が一番偉い。