おうちの中で | 続・阿蘇の国のアリス
今頃になって
気がついたことがあります。

きのうから
アリスにご飯をあげてないこと。
うちがプロパンガスだったこと。
そして、震度4以上じゃないと
驚かなくなったことです。

きょうは
阿蘇の友人たちと
温泉にゆきました。
そこで水もてにいれました。

今、キャンドルの明かりで
ブログを書いています。
アリスは僕のそばで
夢でも見ているのでしょうか、
眠ったまま足をばたつかせています。
きっと、赤牛と闘っているのでしょう。

先ほど、駐車場で休んでいた
お梅とフー子のもとに、
男子大学生がかけより、
助けを求めてきました。

「彼女がたったひとり、
とりのこされているから
僕を彼女のところまで
連れていってください!」

お梅とフー子は、
彼を車に乗せると
急発進していきました。

あの二人は、
そういう話に弱いんです。

僕にはそこまでの力がありません。
ママとアリスを守ることで
精一杯なのです。

「ママ、寒そうだね。
ダウンを持ってきてあげるね」