クリスマスローズの伝説 | 続・阿蘇の国のアリス
いつものように
午後に目覚めた私は、
私だけのドッグランで
バナナのようなフンをしました。


ふと足元を見ると、
見過ごしてしまいそうな
小さな花を見つけました。

阿蘇の原野に咲くハルリンドウです。


私は急いでパパに知らせました。

「パパー!
キツネのレッドが
生まれ変わって
私に会いにきてくれたよ」

「よかったね、アリス」


それからパパと一緒に、
巣箱を取り付けました...


ボロボロのポストも
大事な巣箱です。

過去にここから、
13羽のシジュウカラが
巣立っていきました。
2羽だけは雛の時に
ヘビにやられちゃったけど...。


「タイガーマスク、
今年はヘビが来ないよう
ちゃんと見張っててね!」


「ヘイ、ヘイ」


今日は、
そろそろ植木市が終わるので
家族で行く予定にしていました。


植木市に着くと...


ママとパパはまず、
フルーツジュースを飲んで...


牡蠣をたらふく食べました。




食事が終わると、
「千歳農園」さんに
直行しました。

ママとパパは毎年ここで、
大好きなクリスマスローズを
買っています。


「まけて~♪」「いいよ~」


キリスト教の伝説では...

イエス・キリストが生まれたとき、
お祝いに訪れた少女が
自分には何も贈るものがないと
泣いていると、
天使が少女を連れ出し、
地面にそっと触れたそうです...


するとそこから、
一本のクリスマスローズが
現れたので...


少女はそれを積み、
キリストに捧げたことから、
クリスマスローズは
キリスト降臨の象徴と
なっています。


「パパまた一緒に植えようね」


「わたしは、ロマンチストなの。
ロマンチストになることは、
人生を楽しむ現実的な方法と
言えるかもしれないわね」
ターシャー・テューダーの言葉