最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『あやし、おそろし、天獄園2』
銭天堂番外編
廣嶋玲子 著 偕成社
銭天堂の番外編。今回は、紅子さんと敵対していた、六条教授やよどみちゃんもちらりと登場。今後また銭天堂との対決はあるのか?
今回も天獄園オーナーに選ばれしお客様が天獄園に招待されます。乗り物、売店の商品、どれも魅惑的。でもチケットはひとつにしか使えない。選んだものは何か、そして選んだ人の日頃の行いで結果も変わっていく。天獄園で働く人は実は、、、お土産の原料は実は、、、な秘密もわかります。
やっぱり、極度な欲や妬みは結果いい方向にはならないと各話からわかります。ひとつだけ、欲ではないんだけれど、なんとか体裁をよくしようとやってしまった事が大切な家族を巻き込んでいく話も。ある意味欲になるのかな?でもやっぱり、わけのわからないものを拾ってきちゃいけません!てことですね。多分、拾いたくなる魔力が出ていたんでしょうけれど。
オーナーに選ばれない人になろうと思いました。