今回はまず、Las Fallas火祭りの説明から。
金土と御世話になったみこぺーさんが阪急交通の旅行記事 を書かれているのでそれをそっくりそのまま紹介させて頂きます
実は7月にアリカンテで行われる火祭りは
バレンシアの火祭りと同じだと思っていたんですが
別な聖人の日のお祭りだったり、、、となんかいろいろ知らないことが多かったのです
なもんで、今回プライベートガイド付きの贅沢なお祭りでした。
みこぺーさん、ありがとうございました
(以下、リンク先から拝借)
バレンシアっ子は爆竹が大好き【火祭り雑学その1】
スペインの三大祭のひとつに数えられているお祭りで、
町中に立った巨大なオブジェを焼くシーンは日本のTVでも紹介されていますね。
バレンシア在住歴8年になる私に火祭りを語らせたら止まりません(笑)
ということで、今回はガイドブックには載っていない火祭りについてお話したいと思います。
お祭りの最終日、3月19日聖ヨセフ*の日の夜に燃やされる大小600余りのオブジェが
一斉にお目見えするのは、15日の夜。現在は道路のあちこちが閉鎖され、
設置作業が進んでいます。(*聖ヨセフはイエス・キリストの父親)
数々の通りにはイルミネーションも設置され、闘牛の連続興業のポスターが貼られ、
火祭り期間の定番・カボチャの揚げドーナツの屋台が町中に出て、
そして方々から爆竹の音が聞こえてきます。
<揚げドーナツの屋台>
バレンシア人は騒音好きで有名。結婚式や洗礼式の時にも派手な爆竹を鳴らしますが、
火祭りの時はもう、「やめてくれー!」と叫びたくなるほどあちこちでバンバン。
ふいに真後ろで鳴ると、本当に寿命が縮む気がします。
驚いたことに子供用爆竹も売られていて、わずか1歳の子供もそれを放って遊ぶんですよ。
騒音好きに育つわけですね。
<結婚式終了後、教会から出てくる新郎新婦をライスシャワーと爆竹でお迎え>
<お子ちゃま用爆竹"ボンベタ">
そんな騒音のNO.1は、マスクレターという爆弾のような音を轟かす爆竹です。
お祭り開始の日から町の中心にある市役所広場では毎日このマスクレターがさく裂し、
大勢の人がこれを聞きに来ます。この時間にルーズなスペインで毎回14時きっかりに始まり、
約5分に渡って鳴り響きます。終わると観衆から拍手が起こり、
"ツウ"の人達は「今日の音はよかった」等の談義に花を咲かせるそうです(笑)
なんでも湿度や風向きなどのお天気によっても音が変わるとか。
私も先日聞きに行ってきました。始まってすぐはこんな青空が見えましたが、しまいには煙で真っ白に・・・
このマスクレターの様子は毎日地元TV局が生中継で放映します。
画面には音量を示すデシベル数まで表示されます。たかが爆竹と思うなかれ。
スペイン国王が列席することもあるんですから! 毎年王家の誰かしらが訪れる
バレンシアっ子にとっては大きな意味を持つセレモニーなのです。
地元局が放映した3月1日のマスクレターの映像を見つけたので、
ぜひぜひどんなものか見てみてください。百聞は一見にしかず(^^)
http://www.youtube.com/watch?v=_9-k8OPk5KE
また、お祭り最終の3日間ほどは毎朝"目覚まし"と呼ばれる爆竹が
通りという通りに鳴り響きます。私の家の前でも鳴らされるのですが、
ここは戦場か?と思うほどの音で、あたりは煙で真っ白に。
我が家の猫達は、バスルームの隅やベッドの下で身体を震わせおびえます。
夜中の2時や3時に町中を練り歩くブラスバンドに起こされることもあり、
お祭り終盤はぐっすり眠ることもできません。
バレンシアっ子でも、この期間は旅行や別荘に逃げるアンチ火祭りが多々います。
(ここまでリンク先の記事より拝借。)
ここからは金曜日にハティバに行って見て回った火祭りの
人形達の写真です
ちょっとお天気が悪かったんで写真はいまいちかもしれませんが、
こんな人形が飾られているんだ~ってのはわかると思います
ハティバの列車の駅から少し歩くとすぐに見えてきました
日本人の感覚からいくと
正直かわいいとは言い難い感じのものも多いですが、
各人形達がテーマにそって作成されているそうです。
ショッピング中の美人さん
胸の辺りのセクシーさがスペイン的
で、ブラジルからきた人に「金髪のニュースキャスターとかブラジルにはあんまりいない」
って聞いていたんですが、スペイン多いんですよね。
街中でも結構みるんですが、
実際もともと金髪の人って少ないはず。
スペインはセクシーグラマラスな金髪美人が支持されるってことですかね
すくなくともうちの職場のRおじさんは好きですよ~
新聞のグラビアのおねーちゃん、ガン見しすぎてアイドルにひかれてましたから
そういえば、スペイン人女性ペネロペきらいな人多くないですか
保守的スペイン女性には批判的な人が多いようです。
男性はちがうだろうけどね。
結構,ハティバのオブジェ、
ガラス瓶使ったのが多かった気がする。。
それぞれの人形達は
ファジャってグループにより作成(作成を専門のデザイナーに依頼)されるんですが、
各グループ大人用の大きいものと子供用の小さいものを展示しています。
この子供用のオブジェはかわいいなぁ。
各グループで大人のミスと子供のミス ファジャスを選出しているんですが、、、
ハティバのパレードみて思ったんだけど、
どうやら彼女達の美貌で決まっているようではないらしいです、、、
ん、いや,私の美的感覚がスペイン人とずれているってわけではないですよ、たぶん。
まぁ、世界のミスを決めるんだって美貌ってよりは知識とか行っている活動だとかってのも
加味されているみたいだけど、ここのミスはグループ内での力関係で決まっている気がする。
何故に20代のきれーなおねーちゃんがいるのにこのおばあさんみたいなことが。。。
特に女性でミスコンきらいな方はきっとたくさんいると思うんですが
まぁこれは伝統的なものなんでご了承を
それぞれのオブジェが賞をとると
その印に旗が飾られているようでした
ハティバだけでも17(だったと思う)のファジャ(グループ)が
あるそうです。
だから大小34個は街の中にオブジェが存在していることになりますね。
大きいものは小さいビルと同じくらいの高さがあります。
こんな街中でこのオブジェを燃やすわけです
日本では考えられないですね。
まぁ、家が燃えにくいのかもしれないけど。。。
みこぺーさんのお家にあった火祭りのオブジェの一覧雑誌を見せて頂いたんですが、
以下の写真が今年の1位のグループのオブジェだそうです
この火祭り専用のデザイナーがたくさんいるっていうのも驚きだったんですが、
その1個1個のオブジェ、
ファジャのグループがお金を貯めて1年がかりで制作しているものとのこと
燃えやすい発泡スチロールで出来ているそうなんですが、
1位のオブジェ制作費用 300,000 euroだそうです
今の計算でも3750万円くらいですか。。。
スペイン人の祭りにかける意気込み、、、
いや、びっくりです。
もっとお金を別なところにつかったら20%の失業率はどうにかなるんじゃ
って思うけど、このお祭りで働けている人もたくさんいるんだし、
なんとも言い難い、、こんな心配をするスペイン人はいないんだろうか
で、このグループのミスは美人さんですね
よかったです。
え、いやぁ、なんとなくですがね
それでは、今回はこのへんで。
今回もさいごまでおつきあい頂きどうもありがとうございました
次回も火祭り記事が続きます
よろしくおねがいします。