琵琶湖キャンプから先ほど戻ってきました。
今回のキャンプを通し僕たち(アウトドアを好む人)は自然に生かされているもので逆らって生きていくことは不可能であることを改めて感じました。
快晴がやっぱり一番いいものの雨では雨を受け入れて、雷なら雷を受け入れてそれぞれの対応を取って楽しむことができるアウトドアマンになりたいものです。
舞台は滋賀県マキノの知内浜キャンプ場。
(本来の予定では木曽駒ケ岳へ夜間撮影でしたが天候を考えて急遽変更しました。)
僕にとっては生まれ育った地への帰省の意味も込めて楽しみにしていた日でもあります。
メンバーは前の会社のアウトドア好きの先輩I氏(彼の撮る写真の虜になってます。)と元ワンゲル部の同期の3人。
目的地へは渋滞もあり約6時間・・・想定内。
現地に着くとすでにテントサイトもほぼ一杯で賑ってました。
知内浜キャンプ場はペットも可(ペット用シャワーも有 有料)で水場や施設も整備されており家族連れや友達同士の大人数でも楽しめそうです。
徒歩数秒の知内川では鮎釣りができ(要仕掛け)ビーチでは湖水浴、少し離れたとこではバスフィッシングとアウトドアを満喫できるお勧めのキャンプ場です。

そんな夏を満喫できる環境(僕にとれば少し賑やか過ぎる)の中、そこに綺麗な水のビーチがあるから飛び込み、魚が見えたから糸を垂らしとまるで自然がそうさしているかのような素敵な時間を過ごせました。
そこへポツポツと空から落ちてくる水滴・・・
そして一瞬にして暴風、雷を伴うゲリラ豪雨に。
あちこちでテント、タープが飛ばされてひどい状況に。(我々のは無傷でした)
自然を相手にしている以上、リスク管理は大切です。
いろいろ不安が頭をよぎる中、陽気にビールを飲みながら豪雨の中はしゃぐ連中。
人それぞれなので口出しはできませんでしたが氾濫寸前の川を目と鼻の先にしてすることではないかな。子ども沢山見てるしね。でも注意するべきなんだろうとも思いました。
我々も車の中へ避難。2時間ぐらいかな?目の前の状況(雨の量、天から地へと貫く稲妻、氾濫気味の川、琵琶湖の荒波、やんちゃな方たち)を見ながら過ごして落ち着いたとこで再開。
例の連中は酒を飲みながら車に乗り込みどこかへ消えて行きました。
良い子は真似しないように。混沌とした世界に飲み込まれないように!
小雨の中肉を焼き腹を満たし早々とテントへ。
タープの重要さを身に染みて感じました。
小雨の音をBGMに今日はこっそり持って来たこいつで宴開始です。

話題は空港の話。懐かしくも遠い存在にも感じました。
ほろ酔いで冷えた体も温まり外へ出てみると雨は上がりそこに広がるのは満天の星空。
山でなくても見れるんだなと感動。鳥肌立ちました。
言葉では伝えられない世界が広がっていました。
これも雨が空気中の汚れを落とし、風が雲を流してくれたからですね。もちろんマキノそのものの環境の良さがあってですね♪
ますます滋賀に恋しました。
雨も止み、天気図で雨雲が抜けた事を確認しテントで就寝。
・・・・
・・・・ガサガサ・・・ワイワイ・・・
時計を見ると夜中の2時。
お陰で寝れず。

ここにいるみんなキャンプを目的に来ており山とは違う環境なんで僕が割り切るべきなのか・・・
でもね、あると思うんですよ。共通する暗黙のルールってかモラルが・・・
・話すならテントの中でささやき声、外ならさらにささやき声。思ってる以上に声通ってますよ!
・夜中にビニール袋は使わない!外国人が日本人のアウトドアを見て疑問に思うことの1つが夜中にガサガサと音を立てるビニール袋を使うことだそうです。
・夜中に空き缶潰しはしないこと!
このフルコースを横の区画の方がやっており・・・・オイオイと呆れて気付けば5時。
まぁお陰さまでこんな素敵な風景に出会えました。早起きして良かった♪笑

いろんな価値観を持った方たちと全てを理解し合えるのは難しいと思います。
そこにいるみんながそこにある自然を利用し思う存分楽しむのは素敵な事です。
でも、やっぱり周りに目を向けて危険とも他の人達とも隣り合わせであることを考えていけばもっともっと素敵なアウトドアが愉しめるのになと25歳の素人ながら思いました。
まとまりのない内容ですが、みんなが楽しめるアウトドアができるように願いを込めて書きました。
*alfresco*も自然から教訓を学び成長したいと思います。
我々のモットーは"learn a lesson from Nature"まさにそれを感じたキャンプでした。

・・・
北アルプスの落雷による事故のニュースもこのキャンプ中に目にしました。
楽しさがある一方そういった危険も隣り合わせなのがアウトドアの難しさかもしれません。
リスク管理を徹底して常に万が一を考えた行動を取りながらまだ続く夏を過ごしたいと思います。
*alfresco* Kohei
