以前、別のブログに記載した日記を。
自分のいる福祉業界ではやたらに「教育」って言葉が使われる。自分はこの言葉には無条件に嫌悪感を覚える。もちろん社会人として一人前にやっていくためには学んでいくことは大切なこと。だけどにわか仕込みの教育論やリーダー論を振りかざされても「はぁ?」としか言いようがない。
仕事とは学術的なアプローチで学べるものではないと私は考える。そういうことは学者の先生に任せておけばいいと考える。前の職場の管理師長はこういうのが好きだった。自分に言わせれば愚の骨頂。
そこで理想の上司について。今、考えるだけでも涙が出るくらい憧れる戦国武将がいる。立花道雪。九州の大名の家臣。時の権力者直属の家臣ではなく陪臣。つまり家臣の家臣。直江兼続と同じ立場。この人の部下への接し方が素晴らしい。
この人、武人としても相当強く、あの武田信玄からも会いたいと言わしめたほどの猛将。だから部下に対してもとことん厳しい。ある戦の際、正月に無断で帰宅した部下がいたことが発覚。すぐに追っ手を差し向け、部下とその家族を皆殺しに。道雪曰く、大事な戦を抜け出して家に帰ることはもちろん、そのような息子を受け入れた家族にも罪があると。
一方で、ある酒の席で部下が粗相をしてしまった。しかし道雪、客人の前にこの部下を呼び出し、畳の上の仕事は苦手だが戦場に出たら当家で一番の勇将と誉め称える。
また、なかなか結果の出せない部下に対して、お前の頑張りは自分が一番よく知っている。だから功を焦って無駄死にしてはいけない。無駄死にとは不忠。お前が側にいてくれるから自分も思いきって戦場で戦えると。
この人の有名な言葉に「勇将の下に弱卒なし」がある。意味は優秀な上司の下には劣等生はいない、もしいるとすればそれは上司の責任。
営業マン時代に当時の上司や先輩方から教わった内容そのもの。だけどこの業界、自分の無能や怠慢を棚に上げて部下を叱責指導する姿を散見する。まあ、手を抜こうと思えばいくらでも抜けるし、ノルマのない業界だから降格や減俸もないが。役に立たない知識をひけらかすよりも、もっと活きた勉強をして欲しいものだ。てか、もっと自分の能力を客観的に見るよう努力して欲しい。
