呪怨ザ・ファイナル観た | Blu-ray DVD Amazonビデオ 劇場最新作より、映画の感想・レビュー!

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週末は「呪怨ザ・ファイナル」観てきました。

清水崇監督のシリーズからのファンで、落合正幸監督による前作「呪怨 終わりの始まり」と今作も、あのあからさまな霊の登場は変わらずですね。

その"変わらず"がゆえに、さすがに清水監督の作品からはそろそろ見劣りするかなと、落合監督の2作目では思ったのですが、これが予想を裏切ってなかなかの恐怖演出でした。



平愛梨におのののかに、今回は登場少なかったけど佐々木希にと、美女揃いです。

それはさておき、設定が変えられた落合監督の2作品は伽椰子よりも、俊雄の存在が中心になってます。

19年前に死んだ少年の霊が伽耶子に宿り、俊雄を身ごもったという設定で、どちらかというと伽椰子が受動的な位置にいます。

しかし清水監督のシリーズでの、ストーカーだった伽椰子の異常さは、この落合監督の作品では子供欲しさの執念によって、その思いをノートに綴るという設定に置き換わって発揮されています。

そしてやっぱり伽椰子の登場シーンのほうが怖いです。

昔から日本人が描いてきた怖い幽霊の姿というと、黒くて長い髪の女性がその典型と言ったところでしょうか。
短パン姿の白い少年ではさすがに笑いが出てしまいます。

そんな笑いと恐怖のスレスレ感は賛否が別れるでしょう。

わかってはいてもこうして観てしまうのは、話がおもしろいからでしょう。

同じ"怖くない"ホラー映画だったとしても、おもしろいと感じる物はおもしろいし、退屈だと感じる物は退屈です。

退屈な物は大抵、起伏がないまま最初の主旨からかけ離れたオチがあったりします。

難しすぎず簡単すぎずの程よい深みのある作品はやはりずっと観ていられますね。

さて、ファイナルと付いた今作ですがエンディングの後に流れた映像。
始めは何かなと思って見ていたが、まさかのあれをやっちゃうんですね。
既に劇場で観た方はご存知かと思います。

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