2005年6月 スタンフォード大学での卒業祝賀スピーチ 【Phrase1】 本当に心の底から満足を得たいなら、進むべき道はただ一つ、自分が素晴らしいと信じる仕事をやる、それしかない。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら、進むべき道はただ一つ、好きなことを仕事にすること。まだ見つかっていないなら、探し続ければいい。落ち着いてしまってはいけない。 【Phrase2】 私は毎朝鏡を見て、自分にこう問いかけるのを日課としてきました。 『もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいことだろうか?』 それに対する答えが“No”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るのです。 自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これが私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。 自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何かを失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知り得る限り最善の防衛策です。自分の心の赴くまま生きてはならない理由など、何一つない。 自分の内なる声、心、直感というのは、どういうわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。 【Phrase3】 “The Whole Earth Catalogue”という、若い頃、同世代の間でバイブルの一つになっていた出版物の最終号に残されたメッセージ。 『Stay hungry, Stay foolish(ハングリーであれ、馬鹿であれ)』 それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません。
Stay hungry, Stay foolish
Android携帯からの投稿
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