(2012-04-20 22:05:04 の記事)
アレフの修行は、気付かないうちに、人を傲慢にしていきます。気付かないうちに、そうなってしまうということが、
人がだれしも心の中に持っている、
アレフには、人の、虚栄心、自尊心などをくすぐる、パターン化された勧誘方法があります。
これは、オウム真理教時代のやり方を引き継いでおり、
以下に、知らず知らずのうちに、
(1) 称賛による虚栄心の増大
まず、アレフは、その勧誘において、自分たちと出会った人を、
「真理に巡り会った徳の高い魂」
などと称賛し、一般の人に比べて、
「優れた存在・選ばれた存在」
とすることで、虚栄心を満たす方向に誘導します。
勧誘された人は、当初は、覆面ヨガ教室などで、アレフだとわからないこともあって、それに喜んでいるうちに、次第に引き込まれていってしまいます。
◆その実例①(アレフを脱会した20代男性・東京 体験談より)
入会以前の勉強会から、ことあるごとに言われてきました。
「真理に巡り合えたのは奇跡」
「自分の偉大なる功徳に感謝」
「地球ほどの砂漠の一粒の砂ほどの確率」などなど、
その素晴らしさを称えることが本当に多くありました。
◆その実例②(アレフを脱会した20代男性・東京 体験談より)
(書店で勧誘を受けたKさんから)
う誘われ続けましたが、私は行く気にはなりませんでした。
するとKさんは、私に対して、
「これは君のために重要な機会」
「今、ヨーガ教室に行く機会を逃せば、
「これは、かけがえのない教えだよ」
等と述べて、繰り返し説得をしてきました
「とにかくやればわかるから」
「せっかく麻原尊師と縁があるのだから縁を深めましょう」
等と言われ、立位礼拝の修行をさせられたのです。
◆その実例②(宗形真紀子 『二十歳からの20年間』(三五館)
(麻原との初対面の後)弟子の一人に相談すると、
「グルと会ったから、気が上がって喉の浄化が起きたんですよ。
しかし、初対面で直後にそうなるということはグルと縁が深いので
すね」と言われました。
そして、麻原との面談で個別に伝授されたマントラについて、
「これは特に縁が深い人に与えられるマントラなんですよ。
あなたはグルと特に縁が深いのですね」
単純にもすっかりその気になってしまったのでした。
これが、オウムが多くの信者を集めた勧誘のパターンなのです。
このパターンでは、自殺も考えたほど悩み、
わたしが、そのひと言で一瞬にして教祖と縁の深い特別な、
される存在となります。
これは、オウム・麻原の悪魔的魅力とも言えるもので、麻原には、
手のプライド・自尊心・虚栄心を満たすことで、
という特徴があり、それがたいへん巧みでうまかったのです。
この麻原と初めて会った後に感じたわたしの、
のちに特別な教祖と縁の深い自分は特別な存在だ、
はじまりであり、自我を増大・肥大させるはじまりであり、
と、
思考の、わたしの中でのはじまりだったのです。
(2) 神秘体験による虚栄心の増大と、麻原への盲信への誘導
アレフは、ヨーガの行法などで、まず、神秘体験をさせます。
それにより、その人が、
「一般の人よりも優れた存在、修行者、聖者になった」
と主張して、虚栄心を満たす方向に誘導します。
その際に、その神秘体験について、
「グルである麻原の神秘力によって、もたらされた」
と主張して、麻原への盲信に誘導するのです。
ひかりの輪の修行者や、他のヨーガの修行者は、麻原なしで、クンダリニーの体験などのヨーガ体験・
ということは、それは、
>>詳しくはこちら ヨーガ・仏教の教えを、麻原の教えと混同して信じてしまう
こうして、虚栄心の増大、麻原への盲信の方向に誘導されます。
(3) 自己特別視による強い慢心の形成
こうして、アレフの盲信が始まると、自分たちが
「修行者」 「徳のある魂」 「聖者」 「聖なる魂」
となり、一般の人たちは、
「修行をしていない凡夫」「汚れた魂」
となり、気づかないうちに、強い慢心が生じてしまいます。
その裏側に起こることとして、麻原やアレフ教団の指導者に対しては、
ですがそれは、麻原やアレフ教団を、高く評価すればするほど、それに帰依する自分の価値も高まる構造になってしまっているから
◆その実例(アレフを脱会したEさん 20代女性 体験談より)
(家族にアレフをやっていることがばれたときに)「
てまで、家族よりアレフを信じるのか」と言われました。
(私は、「無知なこの家族たちよりはアレフのほうが真理だから、
いはずなのに」と思いました。
サマナの方には、「真理の邪魔をして、
といわれ、「あなたが頑張って天界に行くカルマを作れば、