高齢者の寄り合いが盛んな我がアパート。
夜は22時半まで駐車場の横のベンチにたむろして喋ってる。
向かいの老夫婦はそのメンバーだから、大体そのくらいの時間になるとエレベーターのところで別れの挨拶が聞こえる。じいちゃんの声がキャラ立ちしてて、煩いどころか逆にほっこり
そんなお喋り好きの皆さん。私達のことも話題になったことありそうだよね、と夫と話していました。
↓妄想↓
「今度越してきた夫婦がアジア人なんだよ」
「あらまぁ、珍しいわねぇ」
「イタリア語はサッパリだがね、ニコニコしてるから日本人かなぁ」
「この前駐車場で見かけたあの人達かしら?子供はいないみたいねぇ」
みたいな。
そしたら昨日、こまめに植栽のお世話をしているじいちゃんとエレベーターホールで遭遇。
挨拶しかしたことないけど、笑顔がかわいいおじいちゃん。
何だか話しかけてくるので「???」な笑顔を見せたら、突如合点がいったように「おぉ、君が日本人の!」みたいに言われまして。
どう見てもイタリア人じゃない私、イタリア語を喋れそうに見えたのか?それともここの移民は皆さんイタリア語をちゃんと習得しているのか?
「そうです。私は日本人です」と言っている間にエレベーター到着。
じいちゃんは私と一緒に降りてきた。なぜに?!
とりあえず、「私ここに住んでます」とドアを指差す。
と、じいちゃんは「ワシはここの『ジュ』だよ!」と嬉しそうに仰る。
2階下に住んでるんだって。
シルバースタッフの管理人さんだと思ってたわ!
ていうか2階下ならエレベーターのボタン押さなきゃダメじゃん
どうやら好奇心で着いてきちゃったのね
きっとこの出来事も、ネタになるのだろう、、、。
そんなアパート暮らし。どの人も、この得体の知れない日本人を笑顔で見守ってくださって有難いことです(興味深いんだろうに、自己紹介できなくてごめんよ)
それにしても、いきなり寒くなったこの街。
今後の寄り合いは、どうなるのだろう。。。