うちの長男。
今週末にくる誕生日で、はや11歳となる。

私も夫も小柄なので、その遺伝もあるのだろうか。
身長体重共に平均未満ではあるのだが、それでもやはり成長期。

ふとした時に『あれ?こんなに大きかったっけ?』と思わされる。

最近それを感じたのは、朝食配膳時に冷蔵庫の中にあるものを、取ってもらおうと頼んだ時。

頼んでから『あ!届かないかも……』と思ったのだが、ひょいと事もなげに取り出して『もう一番上の段だって届くよ』と言われた時に、そんなに身長伸びてたのか!と、何故か愕然とさせられた。

そして先週末、上履きがきつくて足がツライというので、もう少しで新年度なんだけどなぁ……と思いながら、しぶしぶ上履きを買いに行って目が点。

足のサイズが、殆ど私と変わらない……(汗)

私は、身長にしては大きい方(性別考えると小さい方が可愛かったのに!!)なのだけれど、ついこの間まで21だの22cmだの履いていた長男の、靴のサイズが23cm!!しかも『靴によってはもう1サイズ大きくないと履けない』と……。

気がつけば、手の大きさもそう変わりなく。
(手のひらの大きさで、かろうじて私の方が大きいのだが、指の長さはほぼ同じ……なんとも解せないものを感じてしまう(苦笑)

長男と同じクラスの男子には、もう大きな子は『私より身長も体重も、絶対にずっとある!!』な状態なので、別に長男が私より大きくなっていても、全く不思議はないのだが、我が子はいつまでも小さく見えていた、ということなのだろうか。


もう既に、"私(母親)となんて口もきいてくれないよ~"なママ友がいる中で、我が子はといえば、未だに腕くらい組んでも平気~♪(むしろ組みたがり、私がイヤがるパターン)で、少しは黙ろうよとこちらが声をかけてしまうくらいに、家にいればずっと話しかけてくるタイプなので、そういった内面の変化の無さに引きずられて、見た目の変化に気づくのが遅れていたのかも。

まぁ、中身は中身で『勉強だけは出来るんですが……』と、担任から苦言を呈されていた低学年時代から一転、先生からの推薦で、班長だの代表委員だの、副委員長だのを任されるようになってきたので、もしかしたら、変わりないのは家の中での、家族に対する態度だけなのかも知れない。


二人姉妹の長女として育ち、付き合いの深かったイトコも全て女。

実母自体、四人姉妹だったそうなので、周りは本当に女ばかりといった環境で育ち、幼い頃に男子とは縁のない生活を送っていたので、我が子とはいえ"男子"は、私にとって本当に未知なるもので。

勿論この先、第二次性徴ともなれば、声変わりだのヒゲだの、はたまたすね毛だのも生えてくるのだろうけれど、我が身(や周り)に起こった変化とは、全く違うものであるが故に、未だにイマイチどんな感じなのかのイメージが湧かず(汗)

面白いような、楽しみなような、勿体ない(?)ような。

複雑な気持ちでいっぱいの、今日この頃である。



(とりあえず、色々遊んでみたくなるのだけれど、『長男(オトコ)のプライド』云々を考慮するならば……やっぱりやっちゃダメでしょうかね?(笑)