これまで飼ったことのあるペット教えてブログネタ:これまで飼ったことのあるペット教えて 参加中


 子供の頃、初めて飼った(?)のは、怪我をして家に飛び込んできたインコ(恐らく何処かから逃げ出し、他の鳥か猫あたりに襲われた)で、保護した翌朝には冷たくなっていた。

 あまりに悲しんでいた私に、親が買ってきたのは白い文鳥の雛(それもまだ挿し餌が必要な大きさの)で、初めての"死"の衝撃は消えずとも、懸命に餌をねだる姿に癒されたのを、昨日のことのように覚えている。


 羽を切ったりはしていないのに、肩に乗せて出歩いても、肩から離れない程になついてくれていた文鳥は、私が中三の時に寿命を迎え、次にペットを飼ったのは、大人になってから友人に譲ってもらったハムスターだった。


 ハムスターは大切に飼育しても寿命そのものが短い。そのハムスターも2年を過ぎたあたりから弱って寿命を迎え、更にもう一度(今度はペットショップから)ハムスターを飼ったが、このコも結局同じくらいで天に召されてしまった。




 それからしばらく後、ふとしたきっかけから仔猫の里親となることになり、この猫は今でも実家でまったりと過ごしているのだが、猫を飼い始めて約一年で、私の方が結婚して家を出ることになり、お別れ(今でも両親の不在時、お世話などしに行っては会うけれど…)となった。



 結婚してしばらくは、ペット禁止のアパートなこともあり、それから引越しはしたものの、今度は出産したり、子供たちが小さかったり…で、世話などしていられる余裕はどこにもなく(汗)




 そんな我が家の初ペットは、震災の翌日に(今考えても、何故この時だったのかが不明…)よく行くスーパーのペットコーナーからお迎えしたハムスター。


 …しかし


 子供たちが初めて飼う生き物だから、育てやすいものを…と考えて選択したハムスターだったのだけれど。

 恐ろしいことに、このハムスターがとんだヤンママ(笑)で…。

 確か生後3ヶ月程だった筈なのに、飼い始めて僅か二週間で、いきなり6匹の仔を産めよ増やせよ状態に…どうやら我が家にきた段階で、妊婦だったらしいと(汗)


 生まれたものは育てねば、と(2匹は望まれて里子に出したものの)育て上げ、結局我が家に残ったハムたちは皆、1年半~2年半とそれなりに天寿を全うしていった。


 更にそれから数年が経ち。

 現在我が家には、次男が卒園した春からお迎えしたマメルリハ(インコ)が1羽と、夏に夫と子供たちが川で出会ったカメが1匹、更に同時期に釣り上げてきたザリガニが1匹と、この秋に次男が草っ原から連れ帰ってきたバッタ数匹、そして学校帰りに連れ帰ってきたカタツムリ1匹が、共に暮らしている。


 とりあえず虫たちとザリガニは、ペット…?という気分もなくはないのだが、子供たちは全てに名前をつけて可愛がり、朝に夕にとしっかり世話をしているので、やはりペットなのだろう。

 バッタに関しては、どうやら雄と雌とがいるようで…まさか春に増えたりしないよね?と、正直内心で戦々恐々。


 それぞれ寿命も育て方も違う生き物たちなので、この先きっとまた減ったり増えたりはしそうだけれど、飼い主の責任だけは子供たちにも備わったのかな?




 しかし、昆虫系だけは(寿命の問題もあることだし)これ以上増えないことを願っている…とりあえず恐ろしく増えるスズムシやコオロギと、ケースを前に逃げたくなるような類(茶色や黒のあん畜生だとか、やたら足のあるウニョウニョ動く何かだとか…)だけは、切に勘弁!