昨日は節分。


 次男の幼稚園には、なんとナマハゲがきたそうで。

 次男は『別に泣かなかったよ~、逃げたけど』だったそうだが、園内には涙する子供もいたらしい。
 過度の恐怖はまた別だが、節分の鬼や地獄…等々の、現実とは一線を画した『コワイモノ』を子供の頃に感じるのは、いいのではないかなと思う。



『お天道様が見てるよ』
『ののさま(仏様)が見ていらっしゃる』



 私が保育園の頃、イタズラやちょっとした喧嘩や悪さ…などをすると、先生方がよくそう仰った。
(仏教系の保育園だったので)

 そこで、本当に鬼が来たり地獄に落とされたり…なんて信じてもいなかった、スレた幼児だった私だが、やはり『自分の中の良心や罪悪感』は、そこで備わったように思う。

 別にお天道様や、ののさまが見ていなくとも、自分の心の中にある『ナニカ』からは、決して逃れられない…と。





 …なんてことを思い出させる節分。

 長男の学校では、去年までは行事の折々に、サンタクロースや鬼が闊歩していたようなのだが、今年度はどちらも現れなかったそうで、少し残念がっていた。
(多分、現れなかったのはオトナの事情…)



 そんな学校の話から。


長男「今年も(○○○先生の)鬼が来ればよかったのになぁ…」

私「校長先生にお願いしてみたら?(笑)」

夫「お願いしたら『キミの考える鬼とは何ですか?』とか言われたりね(笑)」

長男「えーっっ…(困)」



 ここで次男が元気よく一言。




「オニギリ!!」




 …そんなオニなら、是非とも退治したいものである。

 丸くても三角でも俵でもどんと来い(笑)