年賀状メールどれくらい送った? ブログネタ:年賀状メールどれくらい送った? 参加中



 独り身だった頃は。

 年賀状は、送る相手が限られていたから、山のように年賀メールを送っていた。
 自分も相手も若く、二年参り後にメールを送ったら、相手も同じような状況だったりして。


 それが、結婚し、家族が増えて……となった今は。



 逆に、年賀メールを送る相手が限られてしまった。

 子供を介して出来た友達――いわゆるママ友は、ほぼ大体が年賀状でのやり取りをする上、年が明ければ、割と間をおかず顔を合わせることが多いので、知り合った最初の年くらいで、翌年からは年賀状一本やり。


 親戚一同も、基本的には同様。

 数少ない学生時代の友人や、社会人となってから出来た友人は。
 相手の状況を考えて、送ったり送らなかったり。

 特に今年は、めでたいという年でない人も多かった為。


 合わせて二桁いくかいかないか……だろうか。


 嬉しかったのは、震災に遭った従姉や叔母からのメール。

 家のあちこちが崩れ、墓石は倒れ、断水等に悩まされていた彼女たちからのメールが、暗い雰囲気をともなったものでなく、例年どおりであったこと。
 当時、頭を悩ませる事柄は、きっと後を絶たなかっただろうに。

 中には『反抗期の子供が……』なんていう内容もあったけれど、それすら微笑ましく。


 手軽な分、送るか送らないかで、ここ数年は悩んだりする年賀メールだけれど。
 来年もまたきっと、何通かは送ることだろう。