長男も今日で終業式を済ませ、明日からは早くも冬休み。


 子供二人が揃うので、私自身は忙しくもなるけれど、学校の登下校がなくなる為、そういった意味での時間の束縛――なんせオートロックシステムのマンション。鍵を持たせてもいない為、私が在宅していないと、共用玄関の扉も開けられない――からは開放される日々の始まり。


 普段は、買い物やその他の雑事に、追われていることが多い生活。

 今日くらいはいいか……と足をのばし、子供たちを連れて、たまに行く植物館へ。



 ミニ水族館でもある植物館。

 久しく行かない間に、新顔さんが増えていた。




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 来年の目玉(?)

 辰……ならぬ、タツノオトシゴ。


 厳密には、学名の違う二種類のオトシゴの仲間の、ツーショット。


 黒いのは『オオウミウマ』……もう一方は、なんだったかな。


 意外に素早い動きに驚き、ヤマタノオロチにでもなりたいの?というような、三匹四匹での絡まりっぷりに呆れ。




 見た目には、イグアナみたいな感触がしそうなんだけど、どんな手触りなのかしら。



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 名前を見てくるのを忘れてしまった。


 暖かい地方の植物には違いないけれど。


 赤と緑と白。

 白が、ほんの少しピンクがかっていて、綺麗な色合い。




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 館内のあちこちに飾られたポインセチア。


 意外と種類があることにびっくり。


 他にも、黄色がかったものだとか、鮮やかなピンク色をしたものだとか。

 色は赤くてオーソドックスだけれど、カールしているものまで。


 昔、家にあったポインセチアは、育て方が悪かったようで、赤く色づかずに終わってしまったのだけれど、こういった白いポインセチアも、元は全部緑の葉なのかな。



 ポインセチアには、フォルボールという毒成分があって、茎などからにじみ出る樹液に触れたりすると、皮膚炎や下痢、嘔吐、目につくと結膜炎の原因になるそう。


 キレイな花には毒がある――ならぬ、キレイな植物には毒がある?



 季節柄、購入してみたい気もしたけれど、危なっかしいのが二名ほどいるし……と諦め。





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 クリスマスツリー……ピサの斜塔みたいになっている気が(汗)

 ツリーにするのには、背が高すぎたんじゃないかと。


 お魚とツリー。

 一見奇妙な組み合わせだけれど、全体的に見ると調和がとれていて、とても不思議な感じ。


 上手に撮れなかったのが、少し残念。

 実物は、幻想的でな雰囲気が漂っていて、いつまで見ていてもよかったくらい。



 緑の藻(?)の中にも飾りが、と思ったら。

 赤い小さな小エビだった。


 お魚は、多分ネオンテトラ。

 水槽内全体がキラキラ。



 中央に、大きめのリースがあったのだけれど、あれだけが何だか浮いていた(苦笑)

 この水槽自体、写真撮影用に設置した、特別なものみたいだったから、まあ仕方ないか。




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 いつ来ても緑のある場所が、割と気軽に行ける範囲にあるというのは嬉しい。


 屋内がゆえに、天候や気候を気にしないで、ゆっくり散策出来るというあたりも。

 乳幼児からご老人まで、年齢を問わず人が出入りしている割には、いつ訪れても、この場所はどこか静謐な空気が漂っていて、それがとてもありがたいと思う。




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 帰りがけには、乳白色がかった夕焼けが広がっていた。

 三時間弱の別世界訪問。



 次はいつ行こうかな。