環境省が進めている鮫川村の焼却炉について、ちょっと気になる意見があったので考えてみたい。いわき市民団等がこの焼却炉の件で、署名を募ってました。私も知人等に呼びかけしたのですが、その中に、下記のような意見がありました。まとめると、1、福島の方々は、復興の為にもあちこちに高くのこっている、瓦礫を焼却しなければならない。2、安全が確認できたなら、鮫川から燃やせば、福島の復興になるのでは。3、鮫川のことを考えず、福島を考えてほしい。よって、福島の人の署名は、集めるの、難しかった。というものでした。東京電力の原発事故によっての被害は、それぞれが同じではありません。だから、このような意見があるのも当然だと思います。ただ、いくつか、誤解もあるかと思われますので、ここで確認しておきます。まず、この被害は、東京電力と国の責任おいて処理されるべきものです。福島の人々をはじめ、皆さん被害者で、責任をとるべき東電と国が、その被害者の人々に、責任を押し付けてると思います。まず、瓦礫は燃やしても汚染された放射線量はなくなりません。むしろ濃縮されます。よって、残念ながら鮫川村の焼却炉は復興の第一歩にはなりません。むしろ、いわき市、塙町、北茨城市の水源を汚染し、被害を拡大する恐れがあります。
それから、鮫川村で燃やすのは、他の地域の瓦礫ではありません。村内の高濃度に汚染された1キロあたり、8000bqを超える「指定廃棄物」です。
「指定廃棄物」は国が責任をもって処理することになっています。つまり、鮫川村の焼却炉と言いながら、これは国の事業です。
国が、税金を使って、責任を持って処理する廃棄物です。
それが、鮫川村で実験をするというのです。
そして、環境省は、それを国の責任のもと、税金を使って、各地に推進し、処理させようとしてるのです。
だからこれは決して、この問題は鮫川村の問題では無いのです。
この、行き場の無い汚染された瓦礫等は、復興の妨げであり、各地の悩みの種です。
これは、住民の方には申し訳ないが、国の責任で、原発の近くの、人が住めない濃度の高い所へ持っていくしかないだろう、、、との意見もありますが、、、
不思議ですね、環境省は全くそれは考えてないようです。
もう一つ、この鮫川村焼却炉の問題は、情報公開も無く、非公開で進めてきたやり方です。
何度も言いますが、これは、指定廃棄物です。
国の事業です。税金が使われます。
環境省は焼却炉を推進していて、今後もあちこちで進めていきます。
環境省は「指定廃棄物」を被害者の居住地近くで燃やして、被害者に押し付けようとしてます。
焼却は2月には燃やし始めます。