美的運活風水コンサルタント
輝く未来を応援する 薫本鵬叶です
皆さんこんにちは。
朝晩はぐっと気温が下がり、秋が一気に深まりましたね。寒暖差も激しくなっていますので、どうか体調にはお気をつけください。
さて、前回の記事では伍代夏子さんの命式を例に、「木」のエレメンツと肝臓の病気について解説しました。健康を維持するためにはエレメンツのバランスや関係を見ていくことが大切でしたね「木」のエレメンツが関係する病気として、肝臓の病気の他にパーキンソン病やアルツハイマー型認知症などの活動面における病気、骨や関節等に関わる疾患があるとお伝えしました。今回は中でも骨に関する事象として「骨折」について取り上げていきたいと思います。
骨折は「木」のエネルギーと「金」のエネルギーが“冲”の関係にある時に起こりがちです。特に“卯”と“酉”の冲で起こります。
“冲”とは簡単に言うとある条件下で、目に見えないエネルギー同士がぶつかり合う関係のことを言います。冲の関係については別の機会に詳しくお話しますね。それでは早速有名人の方を例に見てみましょう。
まずは、シンガーソングライターとして有名なaikoさんです。aikoさんの曲はどれも独創的で、「好きなアーティストランキング」(2005年オリコン調べ)で総合第1位を取るほどに幅広い世代に人気のアーティストです。年末の紅白歌合戦にも数え切れないほど登場されており、コンサートやライブでも常に大盛況で多くのファンを魅了しています。しかし、2017年8月12日の新潟公演で左足を骨折してしまったようです。この骨折した日の四柱とaikoさんの命式との関係性を読み解いていくと、この日に骨折した理由が見えてきます。
まず、aikoさんの生年月日は1975年11月22日ですので、命式は【図1】の通りです。
【図1】
aikoさんは“乙卯”の年生まれです。天干と地支どちらも「木」のエレメンツですね。この「木」のエレメンツに注目して見ていきます。そして骨折した日、2017年8月12日の四柱を見てみましょう。
【図2】
怪我をした日の四柱にaikoさんの年柱“乙卯”と冲を起こす干支があります。まず、この“乙”と冲の関係になるのは日干の“辛”です。そして地支の“卯”と冲になるのは四柱年支の“酉”となります。また、骨折した時、aikoさんは41歳で“丁卯”の大運にありました。この大運の“卯”もまた“酉”と冲の関係にあったのです。そのため、aikoさんは自身の「木」のエレメンツが“辛”と“酉”の「金」のエレメンツとの冲の関係によって強い衝撃を受けることにより、骨折に至ったのではないかと推測することができます。
次にロック歌手として活躍された内田裕也さんです。唯一無二のロックンロールな生き方は多くの方に影響を与えました。妻である樹木希林さんと40年以上別居生活をし、独特な夫婦生活を築いたことでも有名ですね。内田さんは2017年に外出先で転倒し、右足と肋骨を骨折する大怪我を負い1ヶ月入院されました。この骨折もまた四柱推命から読み解いてみましょう内田さんは1939年11月17日生まれで、命式は【図3】の通りです。
【図3】
内田さんの命式には年支に“卯”、「木」のエレメンツがありますね。
【図4】
骨折した当時、内田さんは77歳で“丁卯”の大運にありました。今回はこの2つの“卯”に注目してみていきます。そして、2017年の流年は“丁酉”でした。“酉”は“卯”と冲となる関係ですね。命式、大運、ともに攻撃を受ける形となり、骨折という事象を引き起こした可能性が高いですね。
最後にアイドルグループSKE48の主要メンバー松井珠理奈さんです。史上初のAKB48との兼任メンバーで有名ですね。松井さんは2013年7月20日の福岡ドーム公演でセットにぶつかり、人差し指を骨折したそうです。この骨折も四柱推命から読み解いてみましょう。松井さんは1997年3月8日生まれで命式は【図5】の通りです。
【図5】
命式の月支に「木」のエレメンツである“卯”がありますね。ここに注目をしながら、骨折した2013年7月20日の四柱を見てみましょう。しかしながら、定かな時間は分かりませんが、コンサートの開演時間は16時ということでしたので、骨折したのはおそらく“酉”の時間帯(17時〜19時)間の可能性が高いと言えます。酉の時間だとするならば命式中の卯と冲を起こし、辻褄があうのです。【図6】をご覧ください。
【図6】
いかがでしたか。このように事象が起きた日との関係性を見ていくことで、怪我をした時間帯も推測することができるのですよ。
次回からは「火」のエレメンツと健康問題について解説します。
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