こんばんは、別所咲都紀です。
 
 
フォトネクスト、セミナー登壇を
無事終えました。
 
 
一緒に壇上に上がったのは
 
東京の西塔カオルさんと、
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社の
加藤さん。
 
 
 
 
場所はここ。
 
横浜の、パシフィコ横浜という
国際会議場です。
 
 
 
まあなにしろデカいです。
田原にこんなとこない。
 
 
 
そしてもちろん人・人・人。
 
来ている人はみんな
写真業界のプロです。
 
 
写真館、カメラマン、
 
印刷・デザイン関係、
 
内装、衣装、撮影機材、
小物の販売店など。。。
 
 
 
 
フォトネクストはセミナーイベントなんですね。
 
撮影テクニックだけでなくて
経営方法やスタジオ運営のコツ、
選ばれるためのコツ、集客のコツ
 
名だたる有名カメラマン、経営者のセミナーが
二日間で40本以上、
 
各ブースでのセミナーも充実しています。
 
 
 
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そんなフォトネクストで、
 
 
はい。
 

 

 

 
 
マイク持って、
 
しゃべっちゃいましたよ、、、

 

 

 

 

いちばん左が、

このセミナーを企画された

日本フォトイメージング協会の岩田さん。

 

 

 

わたしが登壇したこのセミナーの他に

 

「写真をカタチに残そう」

 

というメッセージを

強く感じるセミナーが多くありました。

 

 

 

うんうん、そうだよね。

 

デジタルのままで

放っておく訳にいかない。

 

 

 

 

プロカメラマンは、

ご家族の一生に残したい

100年先にも価値がある写真を

お撮りしているのだから

 

価値のあるプリント、アルバムにして

お渡しするべき。

 

撮影からカタチにするところまでが

プロの仕事であるべき。

 

 

 

うん。そうだよね。

 

 

 

 

 

二日目の最後、
さー帰ろう、という時間に
 
 
富士フイルムブースのこの看板の前で
立ち止まってしまって。
 
 
 
 
 
 
 
写真はプリントにしてこそ、
価値がある。
 
 
 
 
そう。
 
 
そう。。。
 
 
そう?????
 
 
 
って思っちゃうのですよね。
 
 
 
 
そうそう!!!!
そうよね!!!
 
って言うと思った???笑
 
 
 
 
 
プリントにしてない写真
ママのスマホに溜まってる
何万枚の写真には価値がないって
 
そう言いたいわけじゃないだろうけどさ、
 
 
(普通のママが行く場所ではないからね)
 
 
 
 
 
 
なんなの?この違和感は。
 
 
 
すごくすごく違和感を感じて
とてもとてもモヤモヤしながら
 
帰りの新幹線に乗ったのですよね。
 

 

 

 
 
非日常の世界で
キレイな衣装を着てメイクして
 
カワイイ笑顔で、
キレイなポーズで撮る写真
 
価値があるのは、もちろん。
もちろんあるよ。
自分ではそんな写真撮れないんだから。
 
自分では撮れないっていう世界に
一般人はお金払うわけだよ。
 
 
 
その限られた時間の写真を
カタチにするって
 
写真もキレイだし
商材が豊富にそろってて
環境が整っていて、
スキルがあるプロがやるから
 
カンタンなんだよね。
 
 
お金払うのは
もちろんお客さまなわけだし。
 
 
 
 
 
でもさ。
 
 
でもね?
 
 
 
でもさあ!!!!!
 
 
 
 
プリントまでいたらない
 
プリントまで持って行くことができない
 
何万枚の写真が、
家庭にはあるわけじゃないですか。
 
 
 
無期限、無制限で撮ってて
写真の出来映えとしては
いまいちなモノも多くて
ストレスなく扱える環境とスキルがなくて。
 
商材だけは豊富だけど。
 
 
 
 
その全部をはプリントできない。
 
だから、
 
いつでも何度でも見られるような環境にする
 
忘れないように、何度も見る
 
 
それがね、大事だと思うの。
 
 
 
その環境についての提案とか
取り組みとかが
 
ないじゃない???
 
 
 
(だからここは一般の人が来るところじゃないんだって)
(だけどさあ!!!って言わずにおれない)
 
 
 
 
誰が忘れないようにって、
 
自分自身もそうだけど
 
こどもが、だよ。
 
 
 
 
非日常の時ではない
 
ごくごく日常の風景をね。
 
 
 
 
ちいさな頃に
お父さんとお母さんと一緒に暮らして
きょうだいとゲラゲラ笑い合って
蹴飛ばし合ってけんかして
 
そんな時が確実にあったってこと
 
覚えてて欲しくないですか????
 
 
 
そこに、プリントであるかどうかって、、、
「こそ」がつくほど?
 
 
 
手作りアルバムこそに価値があるとか
 
時系列完璧に整頓された
アルバムこそに価値があるとか
 
できばえのいいものこそに価値があるとか
 
 
そういうんじゃなくて。
 
 
一緒に楽しく過ごした記憶を
渡してあげることが
価値を語るんだったらね、
大事なんじゃないのかな。
 
 
 
 
 
いいだけ大人になってから
大量の写真データをどーん!!!とわたす?
見返しも仕分けもできないよね?
 
 
デジタルデータは全部消えちゃった、
ほんの数枚のプリントをわたす?
数枚だからこそ価値があるのかもだけど、
それでいいの?
 
 
プリントで買わされる
集合写真があればいいの?
 
 
Facebookやインスタのアカウントで見せる?
それは将来ずっと有効かしら?
 
 
こどもがニコニコしてる
アップ写真ばかりをわたす?
どこで誰といたのか伝わる??
 
 
 
 
 
今、ほっておいたら
ずっとほっておくことにならない??
 
(ていうかもう遅い)
(かなりほっておかれている)
 
 
 
 
わたしが子育て家庭のことしか考えてないから
そういう曲がった発想になるのかも??
と思ったけど
 
 
スタジオ向け商材のサンプル写真は
 
結婚~妊娠~出産~お宮参り~七五三
 
ばっかりだったからね?
 
 
 
 
そのお客さまが持っている
何万枚の写真のことは
 
どうしたらいいと、思ってるの??
 
 
 
伝えるべきは
プリントだけじゃないよね????
プリントの前に必要なことを、伝えないとね?
 
 
 
それは誰がやるんだろう。
 
 
お金にならないから、
プロはそれをやらないの????
 
 
 
 
うん、だから
そういう一般の人が来るイベントじゃないから。
 
 
って気を落ち着かせようにも
 
そういうことなのかな、と、
うがってしまうのでした。
 
 
 
 
いや、楽しかったです。
横浜!!!