■収益向上:尺貫法って知ってますか?
こんにちは。
アルボレートです。
今回は、不動産関係者には欠かせない、尺貫法についてお話ししますね。
ワンルームだと、
収納が「はんげん」ぶん付いていますよ。
開口部は「いっけん」ですから結構広いでしょう?
などと会話が交わされます。
おおっとここでも、不動産ガラパゴス
これは日本古来の住生活習慣によってできあがったもので、
大変覚えやすくイメージしやすいので、今でもよく使われているのです。
昭和41年、<計量法>で尺貫法を取引や証明の計量に利用することは禁止され、正式図面等は、メートル法の表記が義務付けられていますので、置き換わってもよさそうですが、いまだに現場では生きています。
1間(イッケン)とは押し入れの大きさ。普通、畳の長いほうの辺を「1間」、短いほうの辺を「半間」と呼び、「押し入れ1間」と言えば、幅1間、奥行き半間の畳1枚分の大きさがあるのですが、この畳の大きさが違えば当然押し入れの幅や奥行きも変わりますし、マンションによってはもっと小さい場合(特に奥行きが狭い)もあるのです。
いっけん(1間)と言われてピンと来ることがなくても、「6畳」「4畳半」という言い方には馴染みがありますね。
一枚の畳は、タテが約170~191cm。ヨコが約85~95.5cmというサイズになっています。
よく言われる『団地サイズ』や『京間(本間)』といった違いがあるせいで幅はありますが、基本的に畳1枚は、
『ひとが一人、寝そべって足りる面積』
だと言われています。
そのまま畳の上で大の字になってみると、畳1枚では足りず、2枚必要になります。
その『畳2枚分』が、敷地の広さや建物の広さを表す『1坪』という広さとほぼイコール
だとイメージして下さい。
一辺1.81m(正確には1.8181818…)の正方形、約3.3㎡(平米)が『1坪』という広さです。
■整理しますと
1坪の正方形の一辺が『1間(けん)』(181.8cm)
その半分が『半間(はんげん)』(90.9cm)
半間を3で割ったものが『1尺(しゃく)』(30.3cm)
1尺を10で割ったものが『1寸(すん)』(3.03cm)になります。
ちなみに1寸は親指の幅として使われています。
実は、「尺貫法」は、人間の身体からうまれた「身度尺」というのが単位の基礎になっているのです(ちなみに尺貫法の『貫』、は重さを表す単位)。
日常ではメートル法を使うことがほとんどですが、「住まい」に関して今だ尺貫法が生き残っているのは、身体を基準にした尺度が、生活するのにイメージしやすいからだとおもいます。
では、また。(=⌒▽⌒=)
アルボレートです。
今回は、不動産関係者には欠かせない、尺貫法についてお話ししますね。
ワンルームだと、
収納が「はんげん」ぶん付いていますよ。
開口部は「いっけん」ですから結構広いでしょう?
などと会話が交わされます。
おおっとここでも、不動産ガラパゴス
これは日本古来の住生活習慣によってできあがったもので、
大変覚えやすくイメージしやすいので、今でもよく使われているのです。
昭和41年、<計量法>で尺貫法を取引や証明の計量に利用することは禁止され、正式図面等は、メートル法の表記が義務付けられていますので、置き換わってもよさそうですが、いまだに現場では生きています。
1間(イッケン)とは押し入れの大きさ。普通、畳の長いほうの辺を「1間」、短いほうの辺を「半間」と呼び、「押し入れ1間」と言えば、幅1間、奥行き半間の畳1枚分の大きさがあるのですが、この畳の大きさが違えば当然押し入れの幅や奥行きも変わりますし、マンションによってはもっと小さい場合(特に奥行きが狭い)もあるのです。
いっけん(1間)と言われてピンと来ることがなくても、「6畳」「4畳半」という言い方には馴染みがありますね。
一枚の畳は、タテが約170~191cm。ヨコが約85~95.5cmというサイズになっています。
よく言われる『団地サイズ』や『京間(本間)』といった違いがあるせいで幅はありますが、基本的に畳1枚は、
『ひとが一人、寝そべって足りる面積』
だと言われています。
そのまま畳の上で大の字になってみると、畳1枚では足りず、2枚必要になります。
その『畳2枚分』が、敷地の広さや建物の広さを表す『1坪』という広さとほぼイコール
だとイメージして下さい。
一辺1.81m(正確には1.8181818…)の正方形、約3.3㎡(平米)が『1坪』という広さです。
■整理しますと
1坪の正方形の一辺が『1間(けん)』(181.8cm)
その半分が『半間(はんげん)』(90.9cm)
半間を3で割ったものが『1尺(しゃく)』(30.3cm)
1尺を10で割ったものが『1寸(すん)』(3.03cm)になります。
ちなみに1寸は親指の幅として使われています。
実は、「尺貫法」は、人間の身体からうまれた「身度尺」というのが単位の基礎になっているのです(ちなみに尺貫法の『貫』、は重さを表す単位)。
日常ではメートル法を使うことがほとんどですが、「住まい」に関して今だ尺貫法が生き残っているのは、身体を基準にした尺度が、生活するのにイメージしやすいからだとおもいます。
では、また。(=⌒▽⌒=)