●フレッシュなベンチャー企業の人たちと仕事をすると楽しい。
全般に社員のひとたちも若い。
創業者のイズムが、クリアに示されている。
年齢という以上に、組織がフレッシュで、若々しい。
既成概念にとらわれず、やったろうぜ!という気持ちがあふれてる。
彼らのイキイキとした、キラキラ輝く目を見ていると、正直、いいな~と思う。
・・・それでふと、考えた。
●なんだかわからないが、サラリーマンとして、「長寿企業」はすばらしいような気がしていた。
50年、100年つづくってスゴイよね。
10年とかそれくらいで終わっちゃうのって、ないよね。
会社はどうすれば続くんだろうか。
ノウハウの蓄積と、やっぱりたえまないイノベーションだよね。
オレたち、そのために働いているん ・・・なのかな?
・・・本当かな???
●製造業の場合、これまで技術・ノウハウの蓄積⇒イノベーションというサイクルがあったことは納得がいく。
じっくりじっくり、技術を高めて、改良を重ねていく。
たとえば「エンジン」ってのは、ベンチャーじゃ作れないんだそうだ。
だからいまだに戦前からのエンジンやさんが第一線で活躍している。
ところが最近、思わぬところからヒックリ返されそうな状況だ。
・・・モーターですね。
(ああ、わが愛する中島飛行機、いやスバルはどうなっちゃうの??)
突然自社内で「モーター」までジャンプするのはムリだろうな~。
一方、これが小売やサービス業だったらどうなるんだろう。
ず~っとやってきたノウハウが足かせになって、新興企業にヤラれちゃう事例は、
最近頻発していると思う。製造業とは比較にならないほど。
わが出版業界なんて典型だ。
●要するに、これからは企業の社内イノベーションでは変化に追いつかないことが多くなるんじゃないか、ということです。
(もちろん、ずっと生き続ける不易もあると信じたいけど)
そして組織が長く続くうちに、そこに集う社員の空気はよどんでいく。
それをフレッシュに保つために、どれほど多くの努力が払われていることか!
●では、こういう時代にあって、社会のニーズは、だれが満たしていくのだろうか。
おそらく新興のベンチャーたちで、一定の社会的役割をはたしたら、その命を終えることになる。
次の時代のニーズには、次のベンチャーが応えていく。
そこで働く人々は、それらを乗り換えていく。
●特定の企業が長く生き続けることと、新興企業が生まれては消え、というのと、
(ものすごく強引だけど)社会への還元(収益・雇用・・・)の量が同じだったら、どっちがよいのだろう。
どっちがより、働く人々が幸せな社会なんだろう?
もしかしたら・・・常にフレッシュな組織で働き続けることの方が、幸福なんじゃないか。
なんかそんな時代なんじゃないかなぁ~とボンヤリと考えている。
人間、そんなにいつもフレッシュではいられないかなぁ。
でも歳取ってからベンチャーとかやってたら、アンチエイジングになりそうだ。
製造業じゃムリだろうしな~。
・・・我ながらムチャクチャな屁理屈(還元量が違ったらどうしようもないし)。
というわけで、強引にまとめると、いろんなことの”大前提”から疑っていくべき時にきている気がするのです。