昨日は良い天気。富士山も綺麗であった。
知人の話ではあるが共有しておきたいと
思い記す。
知人は先日、自身が運転するバイクで
転倒し足をバイクに挟まれてしまった。
幸い骨に異常はなく日にちぐすりと
医者に言われたのだが、なかなか治らない。
片道1時間半の職場に2時間かけて通い、
杖をついてやっと歩いている。
昨日のこと18時半ごろ東京駅で横須賀線に
乗り、あまりに足が痛くて立っていられない
ので優先席の前に行ったそうだ。
横須賀線は揺れるので、必死に捕まり立って
いたそう。
目の前には、恰幅の良い高級スーツを
着こなしたまあまあイケメンの男性が
優先席に座り本を読んでいたそう。
新川崎で降りて行ったその人物、
見えていたはずなのに無視。
その隣のOLの女性は、目の前に杖を
持ち苦しそうにしている人がいるにも
かかわらず、スマホをしていて気づかぬふり。途中から狸寝入り。東戸塚で下車するまで
席を立つことはなかった。
幸い横浜で気がついた人が降りる時に声を
かけてくださり、二駅でも座れてほっとした
そう。
この二人の態度が特別なわけではない。
帰り電車で疲れてるから座って
何が悪いと思っているのだろう。
他の人が譲れば良いと思うのだろう。
しかし身体が不自由であったり
具合が悪そうな人を目の前にして
優先席を譲ろうとしないその態度。
本当に心が貧しいのだなあと思う。
人は見ている。譲ってあげれば良いのにと
きっと気がついた人はいたと思う。
この人辛そうだから席を譲ってあげて
くれませんかという人もすくなくなった。
譲り合いの精神や人を思いやる気持ちは
皆持っているはずなのに、
優先席に平気で座る人の多いこと。
高齢者や具合の悪い人を見かけたら
ぜひ優先席に座ってる人は率先して
席を譲って欲しい。
いずれそのような状況が誰しもに
来るのだから。その時に譲ってこなかった
人は同じことを人からされることを
忘れずに。