11月度マンスリーテストの結果、Bクラスに落ちた。Cクラスに一点足りず、また一点に泣く。漢字の一問ができていれば、計算問題の一問ができていれば、とか後悔するのはこれで何度目か。


でも、こうして、上のクラスまで何点足りなかったと明確にわかるところ、つまり試験というものの厳しさを日頃から認識させるところが、サピックスの良いところなのだろう。


日能研はそうではなかった。数回のカリテや公開模試の結果を基準に、クラス分けを決めるという説明をしているだけで、結局、明確な数字的な基準を示してくれなかった。クラス分けがあやふやなのである。


したがって、カリテで2~3回、クラスで上位だったのに(最前列をキープしてたのに)、上のクラスに上がれなかったときは、「どうして?」という疑問が湧き、子供のモチベーションが下がりがちである。平均で決めているのなら、その平均点で○○点~○○点まではRクラスとか、Gクラスとか表に示すべきである。


さて、昔在籍していた日能研への不平不満はさておき、EクラスからBクラスに落ちると、子供にも差が歴然としてわかるらしい。まず、騒々しい。授業に集中していない生徒が多い。そして算数などでは、解く問題のレベルが落ちる。


息子も自分自身で「ここにいたらヤバい」と思ったのだろう。11月30日、Bクラスに落ちて、最初の授業から帰ってきたとき、妻(母親)に言ってきたという。


「僕、絶対にEに戻る!」と。