ボールはフェアーウェイ。

グリーンセンターまで、150ヤード。

7番アイアンがぴったりの距離。

あなたは、グリーンセンターに向けてボールを打ちます。

しかし、、、

あなたが打ったボールは、狙いよりも右にそれて、
グリーン脇にこぼれてしまいました。


「あそこなら、残り距離は30ヤードくらいかな」

「S/Wで寄せて、パーを狙おう」


そう、考えていたのですが、

ボールの近くまでいって、がっかり、、、

ボールはむき出しの土の上(ベアグラウンド)に止まっていました。


・残り距離は30ヤード
・ボールとグリーンの間には、バンカーはない
・ボールはベアグラウンドの上


あなたは「どんな方法」でアプローチを打ちますか?





理解を深めるために、
実際に考えてみてくださいね。




危険なのは「残り距離」にあわせて
単純に「S/Wで打つ」という選択をすることです。


ミスショットになる可能性が高くなります。


芝の上にボールがあるときは、
ボールをクリーンに打ちやすいのですが、

ベアグラウンドになると、
サンドウェッジで、ボールをクリーンに打つのは
とても難しいショットになります。


ザックリになり、グリーンに届かない。
トップになり、グリーンをオーバー。

そんなミスショットになる可能性が、
いつもよりも高いのです。


ベアグランドからのアプローチ対策を知っておくと
スコアを崩さずにすみます。


では、「ベアグランドからのアプローチの打ち方と攻略法」
をご紹介します。


■「ベアグランドからのアプローチの打ち方と攻略方」


ベアグランドからのアプローチには、
いくつか方法があります。


(1)クラブを短く持つ

ベアグラウンドは、
インパクトの許容範囲がシビアになります。

クラブ短く持つことで、インパクトを正確にします。


(2)ボールをいつもより右に置く

ボールをダウンブローに打ちやすくなります。


(3)ロフトの立っているクラブを使う

S/Wではなく、
P/W、9番アイアン、8番アイアンなどの
ロフトの立っているクラブを使う。

少しくらいボールの手前の地面を打っても、
大きなミスになりにくくなります。


私のオススメは(3)です。

ただし、ボールが低くでるのでランの距離が増えます。


「ピンをオーバーしないか?」

と心配をされるかもしれませんが、大丈夫です。


ボールの落とし所は、
必ずしもグリーンの中にする必要はないのです。

1回、2回とグリーン手前にバウンドさせて、
転がして寄せればokです。

プロの試合でも高速グリーンを攻略するときに
グリーン手前から転がしているのを見たことがありますよね?

無理に、ボールを上げるのではなく、
グリーン手前から転がした方が、
ゴルフは簡単になります。


以上、参考になれば幸いです。