08/14 カミーノ歩き旅 36日目の出来事 その7
20時半ごろ気心しれた仲間数人と
スペイン最西端
中世時代のカトリック世界の
世界の果てへ向け歩みだす
この旅始めてバックパックを
宿に置いて最後の道のりは
身軽にいくことにした
でも閉店間際のスーパーに
皆、思い思いに・・・飲み物などを求め入ったら
はい!レジ大渋滞
結局
いそげ~~~!夕日が沈んじゃうぞ~
バラバラに出発だ!
てないつもの皆マイペース
スーパーで購入したビールの袋を
ブラブラさせながら
仲間の一人に
追いついた
目指す岬は
まだ・・もう少しむこう
しばらく一緒に歩いたが
足が痛むようで時折
苦痛に顔を歪める
あと・・もうほんの少し
でも、コレまでの積み重ねの
疲労もピークに達する
こんな時はいつものように
自分のペースで最後まで行け!と声だけかけ
私は私のペースで先にいくことに
でも・・さすがに気がかりにもなり
振り向いて様子を見たら
笑顔が戻ってたよ
西の果ての岬が確実に近づいてきた
ヨーロッパからは遥か東の国
日本橋を基点に日光
そして日本最北端を経由した
「歩き旅」は
まもなくゴールを迎える
灯台手前の十字架に到着
なんとか日が沈む前に間に合った
土産物屋でボンヤリ物色したりしながら
まだ到着していない仲間を待つ
足を引きずりながらも
残す道は
本当に僅か
道の終わりが見えている
何人かの仲間と供に
灯台へ
ここが最後のモホン
0,000km
海へ周囲の空を染めながら
日が沈み始めた
仲間も皆
それぞれの場所で
それぞれの想いを胸に
ただ・・・
沈みゆく夕日を見つめる
SUN SET
ゆっくりと周囲が闇に覆い始められる中
沈んだ夕日の西の空に
三日月が輝きを放ち始めていた
僕の見た
西の世界の果ての
夕日の更に西には
三日月が浮かんでいた
そして
僕は知っている
この地が
世界の果てではないことを
海の中にも陸地以上の世界が広がり
空は更に果てしない
西への旅は一つの区切を迎えた
だが
Ωはα
果てしなく
旅は続くのだろう
だが・・まだこの地で
胸に残るしこりがある
三日月に誘われて
灯台の反対側へ
そこには海に浮かぶ
月を眺める人々と
まだ・・私同様にこの地を
去りがたい人々がいた
岬の突端
三日月の下
靴のオブジェと
NO FIRE!の警告が・・・
DAY38-8 決別 へつづく
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