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海月漂流記-Camino


08/09 カミーノ歩き旅 31日目の出来事 その4





時刻は18:00を過ぎ


普段であれば宿で洗濯、シャワーを済ませ


夕食までの時間


巡礼仲間と話をしたり、街にいれば観光したり


時に一人物思いに耽ったりなんて時刻だが


この日は・・足が動き続けた


海月漂流記-Camino


途中立ち寄ったBARで


アルスーアの村で食べ損ねた


独特のチーズ(アルスーア・ウジョル)を使った


ボカディージョで休憩を取る


普段ならコーヒーってとこだが


暑さにグッタリでコーラ


海月漂流記-Camino

コカコーラの自販機も


ガリシア州の巡礼地仕様


海月漂流記-Camino

ゴールが近いせいなのか・・


普段ならとっくに歩いている巡礼者の


途絶える時間なのだが


次々と顔見知りが集まる


まだ・・皆、先へ


その為の休息をとる


64歳と18歳、年の差は大きいが


それでも巡礼仲間


互いに学ぶことはあるもの



海月漂流記-Camino

食後に遅めのシエスタ(昼寝)を


小1時間ほど取り


海月漂流記-Camino

20:41


再び森の中へ


海月漂流記-Camino

巡礼の区切も近い


行ける所まで


ただ・・・前に進む


海月漂流記-Camino

あと19.5km


日付の変わる前にサンチャゴへ


到達することはできないが


余裕を持ち


1日で到達できる距離へ


サンチャゴが近づいてきた



海月漂流記-Camino

木々の向こうから


水平に太陽が輝き


少し柔らかく照らす中を


歩く

海月漂流記-Camino


21時が近づき


宿の門限と日没が近づく



海月漂流記-Camino

「PEDROUZO」の村へ日没前に到着


巡礼宿のある村だが


立ち寄ることはなかった


行ける所まで・・・


海月漂流記-Camino

村のBARで何人かのまた顔見知りに再開し


まだ先を行くことを伝えると


クレイジーだと口々に言われた


この先10km


村は無い


宿の門限も近い


それでも



海月漂流記-Camino

闇の迫る


誰もいない森の中へ







DAY33-5 闇夜の森の中  へつづく

アップ注意02/12 20時公開注意アップ




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