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海月漂流記-Camino

08/08 カミーノ歩き旅 30日目の出来事 その3





歩く


海月漂流記-Camino

サンチャゴまで55,5km


並び数字見て確変!って喜んじゃうのは


自分が日本人だなぁ~なんて感じる瞬間


歩く


海月漂流記-Camino

たぶん・・巡礼者と十字架のオブジェ


なんだろうけれど


ここまでくると・・わたしにゃヨサがよくわからん


ま・・でも写真撮ったんだから・・・


少しはヒッカカルなにかがあったのかな


この周辺・・・ほとんど写真がないんだよね・・


イイカゲン景色にも見飽きていたのかも


しれないけど・・・


海月漂流記-Camino

52,3km


着実に一つのゴールへ向かい


あしあと(右)



海月漂流記-Camino

顔見知りのスペイン人巡礼者に


BARでトイレ借りてたうちに


仲間とハグレタ・・・見てないか?なんて聞かれるも


シランガナーーとしか答えようがない


海月漂流記-Camino

でも、次の村でその仲間と遭遇したりするも


英語通じない2人だから


簡単英語とアミーゴ程度のスペイン後で


迷子の仲間のテンパッテタ様子を伝える


なんとか伝わったようで


ここで来るまで待ってる・・後ろにいるなら安心だ


なんて、なんとか伝言ゲームクリア


スペイン人同士でも意思の疎通は


まぁ~簡単ではないのかもね・・なんて


歩き旅で、はぐれるってねぇ~


ま・・気の合う仲間でも


ラスト50kmが近づいてきて


長く一緒にいれば話すこともなくなるし・・


皆、頭の中で考え事しながら歩いてたり


すれば・・・周囲のことが見えなくなるんだろうね・・


私も景色を見飽きたっていうより


思考の渦に飲まれていたのかもしれない・・


なに考えてたか・・・覚えてないけどね!



海月漂流記-Camino

基本的に私の巡礼っていうのは


いわゆる「自分探し」の旅でもないし


勿論、宗教的理由でもないんだけど


単純な観光の為ってわけでもない



そういえば・・まだ書いてなかった・・・


旅の目的


「星々の巡礼を見るんだ!」なんていう


最初の動機も本当なんだけれど



(日光街道 歩き旅  きっかけ 前編  後編


↑に書いてあるから覗いてみてね!



実は・・もう1つあるんだよね~


自身の弱さの克服みたいなことだけれど


ま・・ある意味で修行だね・・


自分に最も足りないことは何か?なんて


ある時考えたりして出た結論は


足りないものだらけだぜ!なんだけど・・


その中でも、特別に弱いのが


それは・・・継続力のなさってことなんだよね


熱しやすく冷めやすい性格なんだよね


別にそれ自体が特別悪いことでもないし


それでココまでの人生歩んでたことに


後悔があるわけでもないんだけど


1歩1歩が積み重ねの歩き旅なんかを


しているうちに


あ~やっぱり・・積み重ねって大事ね!


積み重ねていくために必要なのは


継続力!ってことで・・・


毎日毎日移動し続けながら


サンチャゴまで歩き通すことで


何かが見えてくるんじゃないか・・


そんな目的もあったんだよね・・



なにより・・・高校中退の私からすれば


なんだか・・卒業式が近づいてきた・・


そんな気分で


歩く


海月漂流記-Camino

「MELIDE」の町へ


なかなか大きな町なんだけど・・・


巡礼宿までの矢印が・・・


とにかく!判りづらかった・・・


かなり迷子になりかけながらも


なんとか公営の巡礼宿へ


ここの宿は130人収容ってことだったので


まぁ~さすがに空いてるだろう・・と思ったのよね


あまり・・大きな巡礼宿に、いい思いでは


少ないけど・・・贅沢いえませんしね~


海月漂流記-Camino

17時ごろだったんだけど受付にいくと


すぐ後ろから自転車巡礼のオジサン


なんと・・・私と彼が今日のラスト2だとかで


満杯宣言


ギリギリセーフ・・助かったと・・・


二人でなんか・・握手したな・・


実際、その直ぐ後にきた数名は


断られてました・・・


ここで・・巡礼宿に泊まって初めてレシート貰ったよ!


お値段は5ユーロで使い捨ての


ベットカバーとマクラカバー付き


ここは部屋Noとベットが決められているので


ドミに向かうも・・・ん~部屋Noが見つからない・・


と・・いうより・・2階にドデカイ2部屋に


満杯のベッドしか・・見当たらず


あれれ?と思い1階の受付にもどると


アンタの部屋は直ぐそこよ!と指差された


1階の部屋へ



海月漂流記-Camino

ドア開けてみたら・・


個室に2段ベッドが2つだけ!


自転車に荷物取りにいったオジサンは


まだいなかったけど・・


他・・2つも空いてるよね・・・


オジサンもそのうち部屋にきてビックリ


一様、指定されたNoの上段に各自陣取るも


どうやら


怪我や病気になってしまった


巡礼者用の部屋らしいとか


なるほど!って感じだけど


てことは・・・このまま今夜は2人が濃厚


各自ベッド占有


大当たり!



タコ部屋>>テントと続いたあとだからね・・


占有スペース+綺麗さで考えたら


コレまででも最高クラスの部屋


2階の満杯ドミは・・・


泊まりたくね~~って感じだったしね


残り物には福があるとは・・このことか!


ってな感じで・嬉しかった


海月漂流記-Camino

洗濯スペースを覗きにいったら大混雑で


干し場も貧弱で満杯だったけど・・


余裕の室内干し!


で・・ここの宿ご覧のように小奇麗なんだけど



海月漂流記-Camino

シャワールームは扉がない仕様


なんか・・アメリカでの高校生活思い出した・・


数は多いしお湯も十分でるけど・・


やっぱり落ち着かないね!



海月漂流記-Camino

ここメリダの町はガリシア州名物のタコ料理


「プルポ」の美味しい店があるなんて


ガイドブック情報を頼りに


ま・・すでに一度食べてはいるけど・・


美味しいものは何度でも食べたいよね!


てことで


食事にでかけようかな~


でも・・知り合いも見かけないな・・


さて・・・







DAY32-4 福の後は  へつづく

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