08/06 カミーノ歩き旅 28日目の出来事 その1
これまでの歩行距離 1,265,064歩 782.6km
サンチャゴ・デ・コンポステーラまで 残り122.0km
予想はしていたが・・やはり3時ごろから出発の
チームがボチボチ現れはじめ・・・
ヘッドライト、ピカピカ、荷物ガサガサで起こされる
ま・・早く出る人でも1,2人程度だと
周りに迷惑もかけず出て行くんだが
大人数のチームで歩いている人たちほど
周囲の他の人たちに注意を払える人はいないもの
で普段から仲間を頼る癖がついているせいか
自分の準備すら朝までままならないわけだね
「準備してから寝ろや~~!」と叫びたくもなるが
だからと言っても・・もう慣れたし
特に腹は立たないが
寝不足にはなるね~
なんどか寝袋を頭まで被り
もう一眠りを試みるが
朝の5時前には諦めて起床
下弦の月を眺めながら
街の中をボケボケいくと
すでにBARが開店していたので
エスプレッソで頭の眠気を追い出す
体は・・外に出たとたんに寒くて目覚めるんだよね
ガリシア州に入ってから有難いのは
どこもBARが早くから営業してることかなぁ~
私同様に騒音で無理やり起こされた感のある
他巡礼者たちと、しばらくノンビリ過ごし
6時15分に
まだ眠りの中にある街中を
本格的に道へ
街の出口近くの巡礼者像の
ちょうど頭の上に月が輝くのを
見届けて
真っ暗な道を
ヘッドライトの明かりを頼りに
ポツンと現れた
街灯の下でほっと一息つきながら
また
眠る街の横を
通り過ぎ
闇の中に現れた
サンチャゴまでの標識に
絶句
暗い中で
「おい!昨日泊まった修道院にはサンチャゴまで
122kmの標識があったぞ!」と虚しくツッコミ
足元の道ばかり見ていた
頭を上げれば
自分の頭上にも月があることを
再発見する
月に向かい
上を見上げながら
明るくなり始めた空の下を
闇の残る森の中へ
月を道しるべに
小さな村を抜け
月に向かい
下弦の月の
月明かりは弱い
闇夜すらも明るく照らし出す
満月ほどの力はないが
道しるべには
しっかりとなってくれる
DAY30-2 朝の木々の色にオモフ へつづく
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