08/04 カミーノ歩き旅 26日目の出来事 その5
道に歩かされながら
峠の頂上辺りをしばらく
サンチャゴまで残り139km地点の
「FONFRIA」の村へ
標高は1300mほどの場所
さすがに疲れも感じ始め
宿の確保も早めのほうがよさそうということで
この村でベッドを求めることに
見つけた宿は私営で8ユーロ
BARを併設していて食事も9ユーロでとれるとのことで
ここに決定
到着したさいに女主人と思わしき人と
巡礼者がシャーリー・マクレーンの書いた
巡礼本を持ちながらなにやら会話が盛り上がっていた
オーナーのセンスがいいんだろうけれど
BARや巡礼者向けのロビーもいい雰囲気
ここで韓国人2人組み(学生)がチェスなんか
やってたから負けたほうに勝負を挑むも
惨敗!
夕食まで外でコーヒー飲みながら
ノンビリしていると
馬での家族巡礼者なんかも通り過ぎていく
19時ころには数日前に同室だった
10代のスペイン人たちも到着したが
既に宿は満室
隣に立つ建物の1階にご覧のように
エキストラマットをひき泊まれる事になったようだが
ある意味・・2段ベットよりも快適そうに見えた
この先・・宿探しは早目を心がけないと・・・
なんて思いつつも・・・
なんとか・・なるもんだね~なんてことを学ぶ
19時半から2回入れ替え制で大テーブルで
食事
なかなか美味でした
相変わらず・・・パスタとか・・
お馴染みのメニューでしたけどね・・
肉の煮込みが・・・美味しかった記憶が朧にあるな~
大人数捌くがゆえに・・・地方色とかは
求められないものですね・・巡礼宿での食事だと・・
どこも似たような内容です
食後も外でコーヒー飲みながら
夏とはいえ標高1300mは夜になると寒く
震えながらも室内は禁煙なので
なんてしてると
食事の際に初顔合わせだが少し会話をし
ベッドがお隣なんて縁で
知り合ったアルメニア出身の2人が
カードゲームをやらないか?と
ん~あんまり興味ねぇ~な~なんて
最初は思ったんだが
ポーカーとかかと思いきや
タロットカードのようなシロモノだったので
やってみることに
一通り説明を受け(手順は覚えてないけどね・・)
言われた通りにカードを一枚選ぶと
引いたのはこんなカード
なにやら書いてあるが・・・
これフランス語だとかだそうで
誰も読めなかった・・・
巡礼中に知り合ったスペイン人の彼女に借りてきたとか
言ってたが・・・読めなきゃ意味ね~~~じゃね~か
フランス人もいたことはいたんだが・・・
英語で説明できる人も見つからず・・・
てことで・・・ま・・読める方いたら意味教えてください
翻訳機能なんか使っても・・・さっぱり意味がいまだに
判らないんです・・・
でもなんとなくだけど
「オマエナンゾまだまだ修行がタリン
もっと新たな世界を学べ!」といわれているような
そんな気が写真をみているとするんですよね・・
勘違いの可能性が大ですけどね!
この日は22時の門限近くになっても
まだ宿を求める巡礼者なんかがいた
別棟もとっくのとうに満室で
どうやらロビーとBARでの雑魚寝となった様子
なんとかは・・・なるけど
硬い床に寝袋だけじゃ疲れは
しっかり取れないだろうね
大量の宿難民を目のあたりにして
なんだか・・・自前のテントを持ってるいるのに
ベッドを占有していることに罪悪感も感じながらも
不思議な色に染まり始めた空を
見上げ
アルメニア人(ドイツ在住)たちと
各自の洗濯物をとりこんで
就寝!
08/04 37.256歩 23.0km
累計 1.223.625歩 757.0km
DAY29-1 朝霧の中を へつづく
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