08/04 カミーノ歩き旅 26日目の出来事 その4
「星の巡礼」の著者でもあり
実際にカミーノを旅したパウロ・コエーリョが
「道に歩かされ」辿ったという
オ・セブレイロの山頂を眺め
私も登ってみようかと・・・思うも
彼の旅は彼の旅であり
私の旅は私の旅
ということで
自分の道を歩むことに
老子の言葉に
「これを視れども見えず」という言葉があるが
まぁ~彼の辿った道をそのまま辿ったところで
同じ経験ができるものでもないからね
「道の中心」を行くことに
蛇行しながらしばらく進み
また小さな村へ
「Linares」
ガリシア州に入ったとたんに
モホンが0.5km刻みの
サンチャゴまでの距離を示す
ものに変わったが
変わりに村、町を示す観光案内の看板が無くなった
特に村の中に見所はなく
放牧中の牛を眺めながら
標高1270mのサン・ロケ峠へ
峠の上には風で帽子を飛ばされそうになる
巡礼者の像
帽子は無事だったが杖の上部と
そこについていたであろう瓢箪がなかった
帽子よりも・・・水を入れた瓢箪のほうが
大事だよね!なんて思った
峠を越えてアップダウンの道を
14:00頃に「HOSPITAL DA CONDESA」へ
この村の巡礼宿もなかなか趣のある作りだったんだけど
丁度シエスタ時間ってことで
受付にだれもいなかったので
近くのBARで軽食がてら休憩だけとり
道に歩かされ
先へ行くことに
「PADORNELO」
墓地が、かつてはマルタ騎士団の救護施設
であったという村を抜け
下り道を
急勾配の坂道がしばらく続き
標高1335mの「ALTO DO POIO」へ
15:00 そろそろ宿もさがさなきゃな~
なんて思いつつ
道はまだ歩かせる
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