08/01 カミーノ歩き旅 23日目の出来事 その1
これまでの歩行距離 1060699歩 656.2km
サンチャゴ・デ・コンポステーラまで 残り236.5km
巡礼路上もっとも高地にある鉄の十字架と
朝日を撮影するために
まだ暗い中6:13にこの日は出発
数少ない村の中の街灯と
ヘッドライトの明かりを頼りに
6:19 高感度で撮影しても
こんな暗がりの中を
6:21 村の外れの十字架の横を
闇の峠道へ
6:38 徐々に光が現れ始めた
峠道を標高1500mに向けて
カマイタチのような雲を
視界の正面に眺め
6:46 標高1505mに位置する
鉄の十字架が見えてきた
丁度、頭上には月が輝く
次々と巡礼者が集まり
十字架の下に各地の出身地から
もってきた石などを置き
祈るもの、記念撮影をするもの
様々であるが
誰もがココで足を止める
6:53 まだ朝日は昇らない
この場所はガイドブックによると
先史時代には祭壇として
ローマの時代には歩く人と商業の守護神
マーキュリーを祀る丘として信仰の対象だったそうな
時代は流れ信仰の対象が移り変わっても
この場所で祈る人々は
いまだ絶えていない
前日拾った
巨大マツボックリと道中拾った石に
名前と日付を書いて私も置いてみた
勿論マツボックリ置いてる人はいなかったし
風が吹けば真っ先に
転がり落ちていくだろうけれど
それはそれで私らしくていい感じがしたんだよね
ま・・・特に祈ることもないタイプですしね
誰に何を祈るのかなんてことが
いまだによくわかりません
「あるがままに」・・・でいいかなぁ~なんてね~
DAY25-2 鉄の十字架に昇る朝日 へつづく
01/08 18時公開