07/31 カミーノ歩き旅 22日目の出来事 その5
見晴らしのよい場所で
気持ちよく雄たけびを上げ
しばらく
次の村が見えてきた
放牧中とおぼしき牛の群れを
眺めながら
一時は廃村になっていたという
「FONCEBADON」の村に到着
廃村になっていたというだけあって・・
ほんとに・・なにもない村
でも数件の巡礼宿とBARがある様子
到着時刻が丁度14時ごろだったので
このまま一気に峠を越えてしまうことも
チラリと考えたが
この先もう少しで
巡礼路の中での最高峰
そこにある
巡礼者には象徴的な場所として
知られているらしい
鉄の十字架を朝日と共に写真でも
撮るのも悪くないな~と思い
この村で宿を探すことに
最初の少し近代的な宿を
なんとなくスルーして
村の入り口から2件目の宿で
ロフトの寝床を確保
夜になれば
月か星がみえるかなぁ~?と思い
天窓の真下のマットを確保
2段ベットでないだけで贅沢な気持ち
7ユーロと相場から見れば少し高いけど
こんな寝床なら納得で大満足
でこちらの宿だが
入り口のロビー兼食堂の脇にこんなものが・・
ん~ココはカトリックの巡礼路のハズですが・・
ヒンドゥー教最高神シヴァとかが同居してたり
曼荼羅があったり
ダライ・ラマの写真があったり
ん~仏陀も同居してました・・
ま・・・私的にはなんの問題もないんだが
熱心なカトリック教徒の方はやはり
コレをみて宿を変える人もいる様子が
見受けられたのが興味深かった
やはりカトリックは一神教ですからね~
ダメな方にはダメな宿と映るようです
なんとなくヒッピーの香りがする
個人的には大好きな宿なんですけどね~
どんな宗教でも人には生まれながらの
原罪というものがアルなんていうけど
宗教そのものの原罪もまた
派閥を築き上げ
垣根を作ってしまったことにあるような気がします
そんな宿でのんびり
オーストリア人ドイツ人達と
カリンバ弾いたり
昼からワインでくっちゃべったりしていたら
!!!
カミーノ初の日本人巡礼者との出会いが
それもま~3人
久々に日本語で会話しつつ話を伺うと
ブルゴス>>アストルガと移動し
この日と次の日の二日間を徒歩で巡礼して
またバスでサンチャゴに向かわれるんだとか
なぜこの地点を徒歩巡礼の二日間に選んだのかは
聞いた気もするが・・・覚えてないけど
いい経験だよね~
既にもう1件の宿も満杯だそうでこちらの
宿にスペイン人のオジチャンには辞めとけと
いわれつつもきたそうだが
コチラの宿も既に満室
でも他の建物を開放しているらしく
そちらのほうへ移動されていった
「ブエン・カミーノ」
夕飯は宿で予約制の夕食をイタリア人グループに
混ざり・・・茹で過ぎパスタに悪態をつきながら楽しみ
食後また気の会うメンバーで外のベンチで
ワインを回していると
どこからともなく
良い香りが・・・
やっぱりヒッピー宿だったココ
想いで深い
ラブ&ピースのイイ宿でした
07/31 38855歩 24.0km
累計 1060699歩 656.2km
DAY25-1 闇夜の中を巡礼路最高峰へ へつづく
01/08 06時公開にほんブログ村