07/27 カミーノ歩き旅 18日目の出来事 その6
もっとも強烈な暑さが
過ぎ去ったあととはいえ
(一番暑いのは・・14時~16時頃、まさしくシエスタの時間)
まだまだ日が高い炎天下の中
トボトボ
旅の最初のころは日焼けで肩が痛い
なんてこともあったが
すっかり慣れてしまえば、そんな問題はない
が・・
日本とは違う乾燥した空気の中
歳ってのもあるんだけど・・・
皮膚の再生力が遅くなってるなんてのもあり
足は・・・シマウマみたいな感じになってきた
常に足は土を蹴り上げ歩いてるのもあり
汚れてるのもあるんだけど・・
まだら模様に・・・・
まったく景色は変わらない道を
トボトボ
この時間
他の巡礼者に会う事もない
一人
トボトボ
道沿いに見慣れぬもの
反対側を
目を凝らしてみれば
飛行場
・・・・・
・・・・・
飛んで行きたい・・・
大空を飛ぶことを
思い描き
だれもいない道
一人、手を左右に広げ
ブーーーン
夕方6時半でも
道は変わらず真っ直ぐに
照りつける太陽
ジリジリ
ベンチは焼け焦げ
アッチッチ
で休憩する気にもなれず
トボトボ
道沿いに線路が合流
飛び去っていくように
列車が流れていく
僕は一人
トボトボ
過去のスピード
現代のスピード
そんな現代と過去のスピードが
交差する道に
日陰を見つけ
荷物を降ろし
座り込み
水ガブガブ
さすがに・・ツカレタ
時々通り過ぎる車
ヒッチハイクしたい誘惑と
戦い
道と
太陽に
立ち向かう
朝、背にしていた太陽は
いつの間にか真正面に
19:17
次の町が近い兆しが
ようやく
心細くなりつつあった
水に手が伸びる
腹も・・・へった・・
トボトボ
19:30
ようやく・・・「もう1つ」達成
RELIEGOS
こんな時間で・・ベットに空きがあるのか?
なんて不安を抱え
町の中へ
なんとかベッドを確保
巡礼宿にオスピタレイロ不在で
しばらく待たされる
こんな時間まで歩いてる巡礼者は
やっぱり少ないからね
しばらくして、誰かが呼んできてくれた
オスピタレイロ
今日の出発地点を告げると
呆れられた
確かに・・・少し長かったね!
特に・・「あと一つ」が・・・
シャワーを浴びにいって気がついたんだが
ここの巡礼宿
なんとまぁ~
身体障害者でも安心仕様
数は少ないけれど
時々身体的障害をもった巡礼者も見かけます
数てきには
精神的に障害患った人のほうが
多く見受けられましたけどね
まぁ~人間なんて多かれ少なかれ
どこかに障害があるものです
私もその一人でしょうね~
シャワー浴びたら飯!
洗濯は・・さすがに諦めました
まだ太陽は明るいんですけどね
道中、散々宣伝してた店に
パエリアがカウンターにテンコ盛りになっていたので
さっそく注文
カミーノ道中でも一番美味しいパエリアでした
やっぱり・・
デカイ専用パエリア鍋でまとめて作ると
美味しいんだね~なんて想いました
ちなみに・・・こんな店
ん~こういうセンス大好き!
コーヒー飲んでこの日のことを
メモにまとめてたら・・・
巡礼宿の門限が近づいてきたため
アワテテ宿にもどり
就寝!
40km近く歩くと・・・疲れます
07/27 63847歩 39.5km
累計 870409歩 538.5km
DAY20-Ex あぁ北海道 へつづく
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