07/27 カミーノ歩き旅 18日目の出来事 その5
空に舞い上がる
散水機の水をみながら・・・・
飛び込みたいと思うほど
暑い日差しの中を
トコトコ
日陰はとにかくありがたい
次の町が近づいてきた気配も
出てきて
もうちょい!と気合を入れなおし
トコトコ
あれ?サアグーンの出口で見たのと
そっくりだが・・・
(DAY20-2 の写真と見比べてみてね!)
まぁ~こんな像に迎えられ
町へ
EL BURGO RANERO
時間的にはもう宿で休みたいところ
まだまだ日は高いが
洗濯ものもありますし
大概の巡礼者は14時か15時くらいに
打ち切りを始めます
割と年配の方は最大1日20km
朝早く出発、昼前には打ち切りなんて
スタイルの方も多いようです
疲れを残さず、明日もまた歩くためには
洗濯とか・・やることなんかもありますからね~
就寝22時ですし!
ここも1つ前の村同様
温かみを感じる壁の家がポツポツ
ひとまず巡礼宿に向かい
トコトコ
巡礼宿が大概は巡礼路沿いにあるんですが
ここは少し巡礼路から外れた場所のようで
プチ迷子
この村でも、杖をつくお爺さんに案内され宿へ
今日も似たような出来事が
別の二つの町で・・・
辿り着いた巡礼宿
が・・宿の前で洗濯してたのは・・・
あ・・・ポーランド人の女の子!!
なんとなく・・見つからないように
ソソクサ中へ
中にはロックオンされてた
イタリア人(ヴェニス出身)
がコチラを見つけ声をかけてきた
イ「よう!やっぱりここまで?」
私「いや・・もう1つ行く!」
私の心「ヴぇ?」
あ~~言ってしまった・・
なんとなく・・・
疲れてるのに・・・
次の村・・遠いのに・・
なんとなく・・苦手な人っているよね!?・・・
いや・・別に彼に非はないんだが・・・
女の子のほうが・・・ちょっと・・・やっぱり苦手
うん・・君子危うきに近寄らずだ!とか
勝手に自分を納得させ
巡礼手帳にスタンプだけを押してもらい
「ブエン・カミーノ」
出口で鉢合わせした女の子にも
「ブエン・カミーノ」
スペインの国旗をみて
ヘラクレスの柱に巻きつけられているリボンの言葉
中世には"Non Plus Ultra" (ここが世界の果て)
って書かれてた、とかの話を思い出す
今は言葉が変わり
"PLVS VLTRA" (もっと彼方へ)
町の外れの池で
もう1軒・・他の宿があったりしたが・・・
言っちゃったしなぁ~
「もう1つ・・・行く!」って
ツイ・・・
鳥を眺め
自分の足としばし・・相談
時間は・・過ぎていく
飛びたい・・・
"PLVS VLTRA" (もっと彼方へ)
飛び立つ鳥を見て
いつまでも留まってはいられないと・・
町外れの墓地をブラリ
"Non Plus Ultra" (ここが世界の果て)
トボトボ
あと1つ・・・
長そうな道のり
"PLVS VLTRA" (もっと彼方へ)
そういや・・アイルランドの神父
どうしてっかなぁ~?なんて
巡礼者が行き倒れにでもなったのか・・
墓地の外の十字架を眺め想い
"Non Plus Ultra" (ここが世界の果て)
トボトボ
夕方5時近くなっても
太陽は容赦なく照りつけ
次の村はマダマダ見えない道を
一人
トボトボ
"PLVS VLTRA" (もっと彼方へ)