07/24 カミーノ歩き旅 15日目の出来事 その5
別惑星みたいな光景の道を歩み
BOADILLA DEL CAMINO へ
とにかく町の名前そのものに
カミーノとつく地名は多い
それだけでもカミーノの歴史を物語るには
十分なのかもしれない
町より前に・・そこに道があったということ
乾燥した大地を歩いていたせいか
喉が渇き
コーラなんかを飲みつつ休憩
自販機で買おうとしたら・・
出てこない・・・店の人に出してもらう
なんてことがスペインの自販機は多いので注意!
ここで・・・2度目のそんなこともあったなぁ~
先に出発する気合十分なポーランド人の
顔なじみを見送り
町をちょっとブラブラ
教会の上にはコウノトリってのも
最初は驚いたが
当たり前の風景になってきた
再び乾燥した空気の中を
町の外へ
黄色い矢印はこんなところにも
もちろん分かれ道には
必ず
気持ちのよい風が吹き抜ける
並木道をトコトコ
そんな道を前から逆に進んでくる
巡礼者らしき人物
ちょっとだけ立ち話し
彼はドイツ人
すでにサンチャゴまでの巡礼は終え
帰り道だという・・・
ドイツまで・・・3000kmくらいはあるそうだけど・・
いや・・その前にココがサンチャゴまで
まだ400km以上ある地点だしね・・
ピレネーを越えているときに
ポルトガルから逆走してきたって若者も
いたけど
まぁ~凄い人は多いよね
でも・・昔の巡礼者は
当たり前のように帰り道も
徒歩だったんだろうから・・
これが本来の巡礼って気がしないでもない
巡礼ってある意味、大人の遠足みたいなものだし
「遠足は家に帰るまでっ!」
なんてことを思い出したよ
そんなわけで最後は
「ブエン・カミーノ」
サンチャゴを目指して歩いてはいるが
僕も家に帰るまでが巡礼のような気がしはじめた
そんな時かなぁ~
そんなわけでこのブログの通しナンバーのDAYが
歩きはじめとずれてるんですね
家を出てから帰宅するまで
まだまだ続きます
矢印は次なる
光景の変化を告げる
CANAL DE CASTILLAへ
DAY17-6 CANALの畔で へつづく
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