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海月漂流記-Camino

07/17 カミーノ歩き旅 8日目 その2




相変わらずサエナイ天候の中を


トボトボ



海月漂流記-Camino

薄気味の悪い、十字架の道を抜け


どでかい牛の看板に見下ろされ


トボトボ


こんな天候の日は歩くには、暑くなく


ある意味最適なハズなんだけけれど


どうにも・・ピレネーの霧を越えて以来


エステージャ「星の降る町」で人工的な


スプリンクラーの雨を浴びた以外には


雨に遭遇することなく歩いてきた所為なのか


どうにも・・太陽がないと気が乗らない



海月漂流記-Camino

ブドウの畑を抜け


見えてきたNavarreteの町へ



海月漂流記-Camino

町の入り口には遺跡らしきもの


なんでも12世紀の巡礼者の救護院の跡地だそうだ


私の周囲にも足の故障や体調不良の人間が


増えてきたしね・・200kmくらいってのは


歩くと、いろいろ疲れが出てくる時期なのかも


しれないね・・もっとも昔の巡礼者は


今と比べ物にならないほどの困難を乗り越え


ここまできたんだろうなぁ~


なんてことを思いながら


町中へ



海月漂流記-Camino

ログローニョから13kmほどの町ってことで


ここもそこそこ大きな町


顔なじみの巡礼者や新顔の巡礼者たちと


軽く昼食をとりながら雑談


巡礼仲間が集まれば、挨拶代わりに


「今日はどこまで?」なんて会話が始まるんだけど


最初のころは明確だったその日の目的地も


皆さん・・「さぁ・・いけるとこまでかなぁ~」


なんて感じに変わってくる


なんせ・・まだまだ長い道のりだからね


各自、時間的な制約はあるけれど


その配分をどう使うかは各個人だからね~


だんだん1日の無理が次に更なる負担になることに


気がついてくるんだよね


短距離走と長距離走でペース配分って違うよね


それと同じこと


でも・・これはレースではないからねぇ~


そこが大きな違い


長い道のりは、予定を幾ら立てても予定どうり


ばかりには進まないからね~




海月漂流記-Camino

この町にも立派な教会


でフラフラ近づいていったら



海月漂流記-Camino

壷の青空市みたいなものをやってて大盛況


ちょっと興味を惹かれたんだけど・・


どのみち・・・買い物とか・・無理なので


とくに・・壷なんか・・持ち歩けません


てことで・・スルーして教会のなかへ



海月漂流記-Camino

スペインの教会ってのは


1人ボケーーっと考え事したりするには


イイスペースなんだよね・・


まぁ~日本の教会ではそんな気にはならないが・・


あ、ちなみに私は無宗教!ですよ


でも母親がプロテスタン系の幼稚園で先生やってた


なんてのもあり・・幼いころは毎週教会に


イカサレテいたなぁ~


いろいろ・・過去の記憶があるのは確かだね・・




どうにも気分が乗らない日なので


この町で打ち切っちゃうかぁ~


なんて考えてたんだけど


さすがに・・時間が早すぎて巡礼宿は


まだ閉まってるし・・まだ13kmだしね


ひとまず次の町が4km程度先ってことで


その程度・・なら


歩くか・・・なって感じに・・・



だがしかし・・・


DAY10-3 長い長い4km  へつづく!



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