31泊32日の北海道の旅でもっとも
記憶に残ったのは「ごみ箱」
たしかに北海道は雄大な自然、
風の力、大地の大きさ、空の広がり
環境の厳しさなども
体感させてくれたのだが
それ以上にゴミ箱のことが
記憶に残ってしまった
個人的にも残念だが・・・
最大の思い出が・・・ゴミ箱なんだよね
あえて「ゴミ」でなく「ゴミ箱」なのは
私自身がそれほどエコに興味がないせいかも
しれないが・・訪れた町々で
地元の方たちとゴミの話なんかしていると
ん～なんか・・・ちがわないか？って話が多かったせい
基本が歩き旅だったってこともあり
車のこないような道や
ほとんど人のいないような獣道を歩いたり
してたわけだけど
一見キレイに整備されてそうな古道も
ま・・現実はこんな感じ
北海道にこれは限った話でもないし
国道沿いなんかもいたるところに
ポイってされてるゴミを見かけました
歩いてると・・なんせユックリだからね
よく見えるんですね道端なんかが
でもだからといってソレをわざわざ拾うほど
エコに熱心でも私はないんだけど
わざわざポイしようとも思わない
そんなスタンスなんです
で、そんなスタンスで旅してたんだけど
困っちゃったのが
北海道・・・・・とにかく「ゴミ箱」が無い！
いたるところにゴミがポイされてるのも
あ～納得ってある意味感じます。
JRの駅にも無いところが多いし
道の駅なんかも営業時間終了（午後4時とか）
のあとは片付けちゃうとか・・・
キャンプ場は「ゴミは持ち帰りましょう」とか
自販機あってもゴミ箱はなし
スーパーにさえゴミ箱なし
あるのはセイコーマートだけ！
あのね・・・
町で買い物しろってんなら
その町でゴミ捨てさせてくれよ！！
人里離れた大自然の中で
「ゴミは各自で持ち帰りましょう」って
理論はわかる
だが・・・町の中でゴミ捨てられなかったら
どうすんだ？って言いたいわけです
これには財政が苦しくてゴミの回収が
有料化されたって背景や
野生動物がよってきちゃうなんて背景もあるには
あると思うし、分別が異常に細かいからメンドクサイ
からポイしちゃう人が多いってのもあるようだけど
だからといって・・・町の中にゴミ箱が無さ過ぎる！
国道の休憩所なんかも
「モチカエレ！モチカエレ！」の看板だらけ
歩き旅なんてしてる人は想定外ですって
いわれりゃそれまでだけど
北海道・・・エコに熱心なところが
多いように感じたんだけど
どこも・・・リサイクルで車椅子！とかアピール
してたりする看板見るたびに
じゃ～～～まずゴミ集めろよ！
その前に捨てさせてくれよ！って感じたわけです
なんかね～このゴミ箱が北海道に少ない要因の一つに
富良野が最初に観光景観を良くするために
町からゴミ箱を排除したなんて話を途中で聞いたり
したんだけど
これが切欠だったら・・・なんとも悲しいお粗末な話だよね
たしかに富良野、見たくれはイイけど
観光客のニーズを見逃してないかな？
観光客にゴミ持ったまま・・楽しんでねっ！？って無理がないか？
ゴミ箱が見ため良くないってんなら・・工夫しろ！
いいアーティストとか多いだろに・・って感じです
所詮、富良野の景観がいいっていったって人間が手を入れた
景観なんだから・・・
日本人でこれほど捨てるのに困るんだから
外国人なんか・・・どうすりゃいいの？ってもっと思ってると思います
富良野あたりは特に外国人にも最近は人気が高いように
見受けられたので・・・なんとかしていただきたいものですね～
てか・・別にエコ、エコいわなきゃど～～～でもいい話なんだけどね
そんなこと言うなら・・まず集めること！が第１で
リサイクルってのは、その次の話なきがします
なんか・・最初の1歩が抜けてるって感じですね
ポイ捨てについてはシンガポール辺りが罰金もあったりして
厳しい印象があるけど、数年前に何度か訪れた際に感じたのは
町中、ゴミ箱いっぱ～～いってこと
ポイ捨てするなっていうなら・・・「ゴミ箱」置きましょうよ！
なんかねぇ～
私達の町をキレイにキレイに！
ってどこの町もいってるんだけど・・・
言い方変えれば・・・ゴミは他の町で捨てろやゴラァ！
って言われてる感じなのよね
で・・どの町でも同じこと奇麗事のようにいってるんだから・・
呆れちゃう・・としか・・いいようがない！
ポイ捨て減るわけ・・ないよねぇ～
ポイ捨てしちゃう人のモラルも問題なのかもしれないけど
キレイにキレイに！って叫びながら
「ゴミは持ち帰りましょう」って、いっちゃう方のモラルの方が
私は・・大いに疑問を感じる
旅人からすりゃ・・・「ドコニ？」
ゴミなんて人間のだす、有る意味、糞みたいなものなんだから
人があつまりゃ糞も増えるわけで
北海道も事業仕分けみたいなことしてるわけだけど
観光と環境のためにも是非
財政上はタイヘンかもしれませんが
ゴミ箱の設置に力を入れていただきたいものです
足元・・・みましょうよ～
町は小奇麗でも
そこでゴミ捨てられなきゃ・・・
どこにいくわけよ？・・・そのゴミは！
そんなゴミ捨てに困ってる旅人の
ゴミを引き受けてくれた
幌延の「極楽とんぼ」のマスターたちの写真がでてきたので
ありがとうございました！
