先週末のNYダウは大幅に上昇した。
マーケット解説者のコメントはというと、「米シティの1-3月期決算で、サブプライム関連での巨額損失が市場予想の範囲内」、「金融不安後退」、「信用リスク懸念が和らいだ」、「最悪期は脱した」、「悪材料折込済み」、「買い安心感から・・」という言葉が多いが、急落すると正反対のコメントで「金融不安再燃」「信用リスク懸念が払拭されない」・・・。
証券マンもそれに追随して同じようなコメントを顧客に披露し、自分では一度も買ったことの無い投信や株を販売する。お客様が儲かれば「良い営業マン」損すれば「駄目な営業マン」というレッテルを貼られてしまう。下手すると会社まで同じ見方をされてしまうので、個々でのプロ意識と相場観、顧客との信頼関係が必要である。

金融先進国のアメリカを代表するヘッジファンド専門誌「インスティテューショナル・インベスター・アルファ」の調査によると、2007年度のヘッジファンド業界報酬トップは、Paulson&Coの創業者、ジョン・ポールソン氏の37億ドルだったそうだ。彼は元ベアースターンズのマネジングディレクターで、住宅担保証券の下落で大きな利益を上げたそうだ・・・。

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千田川