留美子:伊自良の本家は美濃 いまの山県市ね
伊自良氏は飛騨王朝のいち支族だったけれど
古墳時代五世紀に伊自良の娘 久留姫が近江の豪族に嫁いで
生まれた後継ぎが今度は越前の豪族の娘 振姫と結ばれたの
そうして生まれたのが男大迹王つまり継体天皇だったのよ
それからは飛騨王朝の
わたしの名前は美山の爺に名付けてもらったの なんでも 伊自良の館 個室にて
継体天皇の父方のおばあさんが久留姫といって伊自良の出身で
その久留姫の留をもらって留美子にしたんだって
祥代:なんかだすごい歴史ね 美山の爺って?
留美子:代々美山町の村長のお父さんがそう呼ばれていたわ
でも伊自良氏の本家は岐阜の山県市にあって
鎌倉時代に八田知家が戦功をあげて伊自良の地頭になって
知家は源義朝の子だったのでそれから伊自良氏は源氏の血も受け継いだの
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