いよいよ、梅雨明け、夏本番がやってきます。
天気にも恵まれたので、海に山にとレジャーに
出かけられた方が多いと思います
各地で「海開き」も多かったので、初泳ぎを楽しまれたかと思います。
そこで、行ったばかりの方は特に実感があると思いますが
泳いだ後、甲羅干しをしていると…
気づけば髪がバリバリに
というわけで今日は海水が髪に与える影響について
考えてみたいと思います。
なんで「バリバリ」になるか、
結果から言えば、ズバリ「塩分」と「紫外線」のせい
海水に濡れた後、日差しで乾かした髪を拡大鏡で見ると
キューティクルはめくれ、ガサガサ
さらに、そこらじゅうに塩の結晶ができている状態です。
そのせいで髪がひっかかり、塩の結晶のせいもあって
「バリバリ」するのです。
特に塩分によるキューティクルの傷みは激しく（結節性裂毛）
軽い力でも簡単に切れ毛を起こしてしまいます。
髪は「ケラチン」というタンパク質でできていますが、
このケラチン、アルカリ性に非常に弱く、ph10以上で
溶け出して、しまいます。
海水はph8前後なので浸かっているうちに徐々に影響が
出始め、水分が蒸発すると濃度が上がります。
またこの蒸発時に塩分が本来の髪の水分も奪ってしまいます。
それと、前にもお話しましたが「紫外線」は
それだけでケラチンを切断する破壊力を持っています。
つまり、海から上がって日に当たれば「Wパンチ」の破壊力です。
それを日中、出たり入ったりと、何度も繰り返しているのですから
結果は当然「バリバリ」に！！
とはいえ、全ての髪が切れたり、死んだりする訳ではないです。
正しいケアをすれば大丈夫！
なるべく「紫外線」に気をつけて、おもいっきり遊んじゃいましょう！
遊んだ後は真水で十分なシャンプーを！
決して髪をぐしゃぐしゃ洗わないように！
まずシャンプーで頭皮についた塩分を軽くマッサージでよく洗い、
その泡だてた、「泡」を髪に浸透させれば十分です。
傷んでいるとき、髪をかきまわすとさらに悪化させます。
「手ではなく、泡で洗う！」という感じでシャンプーしてください。
海水浴場でシャンプーが無い場合は、すすぎだけでも
効果があるので、真水で十分すすいでください。
水だけだと髪が、からみ易いので注意してください。
あと、登山される方はよくご存知だと思いますが高所は
紫外線が強くなるので山へレジャーの方はいつも以上の
「紫外線」対策！
お忘れにならないように。。。
それでは皆様、夏を楽しんでくださーいヾ(＠＾(∞)＾＠)ノ
