『赤』・・・積極的に行動をしようとする時
積極的な行動にかりたてるアドレナリンの分泌を促進し、交感神経に作用して
心身の緊張度を高めるのも、血圧を上昇させるのも『赤』です。
「忙しい日」ほど赤いものを食べたり、身につけたりしましょう。
『ピンク』・・・優しく和やかに過ごしたい時
穏やかで満ちたりた気分をつくり、快感を感じさせるβ-エンドルフィンや
ドーパーミンが分泌されやすくなる色です。なので病人、子供、疲れた人に
『ピンク』が必要です。御見舞いの花にもピンクを、パジャマやシーツ、
カーテンなどを『ピンク』にして包んであげるのも介護です。
イライラした時はピンクの服に着替え、ピンクの花を見つめましょう。
『オレンジ』・・・明るく行動的に動きたい時
『オレンジ』は見る人も明るく行動的にします。『オレンジ』を身につけた人は
明るく積極的なチームのムードメーカーになり、仕事でもリーダーシップを
発揮しやすくなります。人見知りを直したい時、食欲不振の時、くよくよしている時、
オレンジを食べて、オレンジの服を来て出かけましょう。
『黄』・・・明るく論理的さが必要の時
黄色は視覚的な感度が高まる色、私たちは黄色に注意を向けやすく、
黄色の刺激によって脳が活性化されます。黄色を見るだけで思考力、判断力、
創造力が高まり、言葉を組み立てやすくなります。結果としてアイデアに溢れ、
ユーモアのセンスも冴えてきます。企画書が書けない、アイデアが
ひらめかない時には黄色の文具がお勧めです。
『緑』・・・穏やかに人とのバランスをうまくとりたい時
緑の多い環境にすると人は穏やかになります。
緑色は中間的な波長をもつ色で、人のコンディションを『ニュートラル』に
戻す働きがあり、心の均衡を取り戻させる際にも役立ちます。
カッカしてしまったら、緑を見て心を静めましょう。
落ち込んでしまった時にも緑の服で森や公園を散歩すると
心のテンションが上がります。ただし、周囲に緑が多過ぎると
誰もの行動がスローになるのでご注意!
『青』・・・静かな心で知的に集中力を高めたい時
短波長の『青』は心身を鎮めます。副交感神経に作用してリラックスさせ、
ストレスや疲れを和らげます、このため疲れやすい人ほど青に惹かれ、
無意識に『青』を使い疲れを軽減させています。『青』を見ると
集中力が高まり、脳波もアルファー波に変わりやすくなり、
「りラックスしているのに、集中している」が状態を
作りだしやすくなります。
『紺』・・・知的で誠実な行動が必要な時
『青』による倫理的思考と冷静さがつくられ、
『ダークグレー』により落ち着きをもたらされるため、
ビジネスシーンでは信頼を集めることができます。
『紫』・・・美しさや上品さをかもし出したい時
精神的なストレスを最もよく軽減してくれる色なので最高のヒーリングカラーです。
肉体よりも精神に働きをかけ、より理想的に最もバランスのとれた美しさを求めて、
生きてゆく事を仕向ける色なので、『紫』を身につけたり、紫のインテリアの中に
身をおくと誰でも美しく上品になれます。アーティストやカリスマ指導者にとっては
自分のテンションを高めつつ疲れを取り、直観的なインスピレーションを
繊細に表現する力を与えてくれる色です。
『白』・・・心身を強く清らかに保ちたい時
心を浄化し、嫌なことを忘れさせる色であり、自分の欲に負けずに
目標を達成したい時に白を見つめてください。
また『白』はスポーツをする人や忙しく体を動かさなくてはならない
仕事をしている人に、体を軽く感じるようにして動かしやすくし、
疲れを半減させてくれます。
『黒』・・・威厳と自信を取り戻したい時
『黒』は第三者から見ると自信や威厳がありそうに見えます。
実際、自信のない人でも黒を使うことで落ち着き、不安を感じなく
なるので、自信ありそうに見せたい時に着るべきです。
また刺激が少ない色なので、人を疲れさせません。
(*^・ェ・)ノ 行動やその状況に応じて色を選ぶことが大切です。