『はじまりへの旅』を観ました
こんなノリの映画じゃありません!
感想は 面白かった!
行き過ぎたヒッピー 行き過ぎたネイチャー を子供に教育して洗脳してる一家が
死んでしまったお母さんの葬儀に向かうロードムービーです
なんと言っても魅力的な子供達!
父親は思想的には必ずしも 押し付けてる訳じゃなく
子供の意見を聞く姿勢があります
それが無かったら ただの子供虐待映画なんですが
苛立ちながら迷いながらも 子供達に好かれる父親役を
ヴィゴモーテンセンが好演してました
10年も文明を隔絶した山の中で 片寄った親の教育で育った子供は
悲惨な結果を招いたかの宗教団体の子供達を思い出されました
外の世界に触れ 飛び出したい子供の葛藤や
本気で子供の為だと思っている親父
ある事件で迷う父親が 選んだその後
不思議な感動に包まれました
最後に火葬シーンで歌う ガンズ・アンド・ローゼズのsweet child とそのアレンジの素晴らしさ
秀才の長男が選んだ道や
空港での息子への父親としてのメッセージ
最後の食卓シーン
などなど
なんだか
良い映画でした(ノ◇≦。)
ラピュタの映画にあった言葉の
地から離れて人は生きていけない
地に根を下ろそうって言葉を思い出しました
一番魅力的だったのが 長女の子
アナリース・バッソ
佳作だと思います
オススメ!