伊勢神宮の遷宮が終わり、残った旧社殿は取り壊されてしまうのですが、
そうなるまでに期間があって、新しい社殿と並んで古い社殿を見る事が出来ると聞き、行ってきました。
何となく毎年行っていた伊勢神宮なんですが、この２年程は思いはあっても全く行けず仕舞いで。
何かスイッチなるものがあるようで、ナゼだか今週に入って、行くことが楽しみで仕方ない位で、トントントンっと行く事になりました。
何度か伊勢神宮に行った事がありますが、早朝の人の居ない静まった神宮の空気は素晴らしいです。
毎日のお勤めなしにはありえない空間、という事が実感出来る気がします。
北御門鳥居
新調されて新品ぴかぴか
レッツゴー
しかし、土曜日とはいえ早朝からこんなにも人が多かったのは初めてでした。
７時頃に着きましたが、いつもなら車もほぼ停車しておらず、散歩の人が一人二人居る位なのですが、
駐車場には数十台の車が入っており、人が結構歩いていて驚きました。
もう少し人が増えると、人ごみにアプアプしてしまう予感。。。
さて、旧社殿が３月いっぱいは残っている、という事だけ知っていたのですが、直前になってネットで調べていましたら、ただ見るだけではなく、御垣内参拝（正式参拝・特別参拝）すると、古殿拝観出来る事を知りました。しかも外宮のみ。
なんと！ 通常入れなかった拝殿の中を見て歩けるという。!!ヒェ～
そ、そ、そんな事していいんですか・・・・。
伊勢神宮公式HPを確認しましたが、そんな事は一切書かれておらず、どういうことだ～？と思いながら行ってきました。
何はともあれ、とにかく行く気になってる時に行かねば行けない伊勢神宮。
後で記述を見つけたのですが、古殿拝観した人だけに見える位置に、帰路として古殿拝観の旨が書かれているそうで、確かに入らなければ見えない場所に看板が設置されていました。
古殿
仕切りの白い布が取り払われて、奥の旧正殿が見えている状態です。
古殿拝観
新社殿の御垣内参拝後、元来た入口には戻らずに、混雑時などにごくたま～に使われる事のある横からの扉から出て、裏側をグルッと回り込む形で隣の旧社殿へ入っていきます。
中の撮影ははばかられるので写していませんが、本殿の欄干に丸い球の飾りが付いている事を知りました。
金の枠に、白、黄、赤、黒が横側に配置され、正面には紺色が加わっていました。
球に模様がうっすら書かれていたように思いますが、どのようなものかはよく解りませんでした。
それを見れただけで感激・・・・。
茅葺屋根はやはり朽ちてはいましたが、欄干の金細工や飾りなどはとても２０年経っているようには見えず、外から見える老朽した感じと違って、まるで内側は時間がゆっくり進んでいるみたいな風情に見えました。
気配が空になっている感がありましたが、２０年の重みが伝わってくる気がしました。
ここからまた２０年。
凄い事をし続けている、という実感が湧きます。
２０年を前に、古殿拝観の浮かれ気分が、吹けば飛ぶ如くにすご～～い軽々しい気がしてしまった。。。
ネット情報ですが、前回の遷宮後では内宮の古殿拝観だったそうで、今年は外宮でした。
昔は、古殿拝観なるものを知り得るのは、地元の氏子さんとかだけだったそうです。
近頃ではスピリチュアルが流行り、２年程前に来たときにはそれほどでもなかった参道際にある木々が、
人に触られ皮がとれてしまい、黒い手赤で黒々になっている木が増えていました。
あからさまに手を当てて、何やらしている人、抱きついてしまっている人を見ると、消沈してしまいます。
一番驚いたのが、外宮には三石というのがあって、注連縄がされているのですが、そこに人が集まり、焚火当たるかのように、手を向けて並んでいました。
神宮の中で、その様子が何とも異様な事のような気がしてしまいました。
数年前にも若いグループや、カップルが増えたのは目に付いていましたが、礼儀作法を行ってきちんと歩いている人も多いです。
鳥居で一礼をしているのを目にしますが、どちらかというと、年配の人よりも、比較的若い人の方が目に着きました。年配の人達は少し気恥ずかしかったりするのかも。？若い人は素直なのかなぁ？・・何て思う。
最後に
さて、ただ古いお社を見るだけのつもりが、古殿拝観に早変わりし、拝観が９時からなので内宮へ行って、また外宮へ帰ってきて、古殿拝観で頭が一杯だったのか、外宮の新しい正宮を写真に収めるのを忘れてしまった。
私の不思議発見の旅？は、伊勢神宮が自分自身のスタートに絡んでいる。
だから今回、自分の事や、遷宮が終わったという区切りもあって、これで一段落して今までのように度々来ないだろう、というような気持ちが湧いていました。
だからといって、最後だなんて考えてないのだけど、「これが最後です」というような心持になる。
でも、新しい外宮正宮の写真撮り忘れたから、また行かなくちゃ
来年もきっと。
と、なりました。
そうなるまでに期間があって、新しい社殿と並んで古い社殿を見る事が出来ると聞き、行ってきました。
何となく毎年行っていた伊勢神宮なんですが、この２年程は思いはあっても全く行けず仕舞いで。
何かスイッチなるものがあるようで、ナゼだか今週に入って、行くことが楽しみで仕方ない位で、トントントンっと行く事になりました。
何度か伊勢神宮に行った事がありますが、早朝の人の居ない静まった神宮の空気は素晴らしいです。
毎日のお勤めなしにはありえない空間、という事が実感出来る気がします。
北御門鳥居
新調されて新品ぴかぴか
レッツゴー
しかし、土曜日とはいえ早朝からこんなにも人が多かったのは初めてでした。
７時頃に着きましたが、いつもなら車もほぼ停車しておらず、散歩の人が一人二人居る位なのですが、
駐車場には数十台の車が入っており、人が結構歩いていて驚きました。
もう少し人が増えると、人ごみにアプアプしてしまう予感。。。
さて、旧社殿が３月いっぱいは残っている、という事だけ知っていたのですが、直前になってネットで調べていましたら、ただ見るだけではなく、御垣内参拝（正式参拝・特別参拝）すると、古殿拝観出来る事を知りました。しかも外宮のみ。
なんと！ 通常入れなかった拝殿の中を見て歩けるという。!!ヒェ～
そ、そ、そんな事していいんですか・・・・。
伊勢神宮公式HPを確認しましたが、そんな事は一切書かれておらず、どういうことだ～？と思いながら行ってきました。
何はともあれ、とにかく行く気になってる時に行かねば行けない伊勢神宮。
後で記述を見つけたのですが、古殿拝観した人だけに見える位置に、帰路として古殿拝観の旨が書かれているそうで、確かに入らなければ見えない場所に看板が設置されていました。
古殿
仕切りの白い布が取り払われて、奥の旧正殿が見えている状態です。
古殿拝観
新社殿の御垣内参拝後、元来た入口には戻らずに、混雑時などにごくたま～に使われる事のある横からの扉から出て、裏側をグルッと回り込む形で隣の旧社殿へ入っていきます。
中の撮影ははばかられるので写していませんが、本殿の欄干に丸い球の飾りが付いている事を知りました。
金の枠に、白、黄、赤、黒が横側に配置され、正面には紺色が加わっていました。
球に模様がうっすら書かれていたように思いますが、どのようなものかはよく解りませんでした。
それを見れただけで感激・・・・。
茅葺屋根はやはり朽ちてはいましたが、欄干の金細工や飾りなどはとても２０年経っているようには見えず、外から見える老朽した感じと違って、まるで内側は時間がゆっくり進んでいるみたいな風情に見えました。
気配が空になっている感がありましたが、２０年の重みが伝わってくる気がしました。
ここからまた２０年。
凄い事をし続けている、という実感が湧きます。
２０年を前に、古殿拝観の浮かれ気分が、吹けば飛ぶ如くにすご～～い軽々しい気がしてしまった。。。
ネット情報ですが、前回の遷宮後では内宮の古殿拝観だったそうで、今年は外宮でした。
昔は、古殿拝観なるものを知り得るのは、地元の氏子さんとかだけだったそうです。
近頃ではスピリチュアルが流行り、２年程前に来たときにはそれほどでもなかった参道際にある木々が、
人に触られ皮がとれてしまい、黒い手赤で黒々になっている木が増えていました。
あからさまに手を当てて、何やらしている人、抱きついてしまっている人を見ると、消沈してしまいます。
一番驚いたのが、外宮には三石というのがあって、注連縄がされているのですが、そこに人が集まり、焚火当たるかのように、手を向けて並んでいました。
神宮の中で、その様子が何とも異様な事のような気がしてしまいました。
数年前にも若いグループや、カップルが増えたのは目に付いていましたが、礼儀作法を行ってきちんと歩いている人も多いです。
鳥居で一礼をしているのを目にしますが、どちらかというと、年配の人よりも、比較的若い人の方が目に着きました。年配の人達は少し気恥ずかしかったりするのかも。？若い人は素直なのかなぁ？・・何て思う。
最後に
さて、ただ古いお社を見るだけのつもりが、古殿拝観に早変わりし、拝観が９時からなので内宮へ行って、また外宮へ帰ってきて、古殿拝観で頭が一杯だったのか、外宮の新しい正宮を写真に収めるのを忘れてしまった。
私の不思議発見の旅？は、伊勢神宮が自分自身のスタートに絡んでいる。
だから今回、自分の事や、遷宮が終わったという区切りもあって、これで一段落して今までのように度々来ないだろう、というような気持ちが湧いていました。
だからといって、最後だなんて考えてないのだけど、「これが最後です」というような心持になる。
でも、新しい外宮正宮の写真撮り忘れたから、また行かなくちゃ
来年もきっと。
と、なりました。