昨日、ずっと一緒にやってきた同僚が会社をやめた。
自分の感情を表に出すのがあんまり得意じゃないけど、その分、うちに秘めた感情は豊かで、なにより人間がすてきな奴だ。
人がいやがることを、陰で進んでやるような奴。
陰でやるから、目立たない。
要領がよくないから、いまいちなところばかりが目立ってしまう。
そんな奴。
ぼくは、そんな彼が大好きで、彼が居続けられるような会社だったら、いい会社だって思っていた。
でも、彼は夢をもって会社をやめるというよりは、すこしばかり会社での居場所がなくなってやめてしまう。
すごく残念だし、悔しい。
僕にできることなんてなんにもなかったんだろうけど、もっと昔みたいに、飲んで、カラオケして、帰りのタクシーでちょっとだけ真面目な話をする。
そんな時間をもっと増やせばよかったと、後悔している。
でも、あいつだって男だし、そんなふうに思われること自体、嫌なのかもしれない。
だから、今度は飲みにでも誘って、ちょっとだけ昔話をして、それから将来の夢の話をしようと思う。
おつかれさま。
これからもよろしく。
