○書籍「新編 山のミステリー 異界としての山」/工藤隆雄・著 | 悪の司令官の耳目思記(じもくしき)

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 長い登山歴がある著者が、自身の体験や山小屋の主人や小屋番の方々から伺った、山で体験した怪異や不思議な出来事や、理解しがたい行動をする人々等を『山のミステリー』として紹介している書籍で、初版とNDCは2016年6月29日/786.1です。

 一番今日深かったのは、遭難された方を多くの捜索隊が何日もかけても見つからなかったのに、現地を訪れた登山経験のない肉親の方が、何かに導かれるように、遺体にたどり着くという話。

 著者の体験したことで、山道を歩いている途中で急に寒気を感じる時があることがあり、ある山小屋の主人にその疑問をぶつけると、その寒気の正体は動物の視線だというのも興味深い。

 よく、霊的な場所で寒気を感じる話を聞くが、もしかしたら、そこにいる幽霊とかの視界に入ってしまったことかもしれないねぇ