会社社長の父、会社員の母、3つ上の兄、私という家族構成。
私の小さい頃の記憶は、何をしても父に怒られる、何もしてなくても怒られるということ。
寝室で寝る時間にぬいぐるみで遊んでたら怒られる。まぁわかる、早く寝ろと。
食事中、椅子に正座させられ、背もたれに背中がついたら背中を殴られる。まぁ・・・わかる。
あまり覚えていないけど、とにかくたくさん叩かれてた。怒られるのがいやで、でも何をしたら怒られるのかわからなくて。
食事中は何を先に食べたら怒られないか、そんなことを考えて食べていたので、いつも兄が食べるものを真似していました。
あるときそれもバレて、真似するなって父に怒られた。
家に父がいることが恐怖でしかなく、母と兄と食事しているとき、多分夜だったと思うけど父がでかけていった。
ドアがしまった瞬間、私はポロッと「よかった」とつぶやいてしまいました。
するとドアが空いて「だれ?いまよかったって言ったの」と、父が戻ってきました。
そこからは恐怖でしかなく、ガクガク震え、その後の記憶はありません。別に何もなくまたでかけていったと思うけど。
そんな家庭環境で育ち、私が5歳位のときに両親は離婚しました。
それからは兄が暴力的になり、家族を支配していきます。
私は家来。というか、奴隷かなにかかな。
言うこときかないと殴られる。
自殺も何度も考えたけど、こいつだけは自分の手で○すって思いで生きてきました。
そんなことも、自分の手を汚さなくてもいいかと思い、やりませんでしたけど。
10歳のときに一度私がキレて、包丁持ち出したことがありましたが、仕留めることはできませんでした。
学校では優等生の私と、問題ばかり起こす兄。やっぱり母も私を褒め、可愛がりますが、それはそれで悪循環でした。
中学では見事に厨二病になり、成績は良かったものの、ノートには血の絵を書いていました。
友達もそれなりにいたし、好きな人もできたし、部活で成績も残したし、まぁまぁ充実してたかな。
兄とは犬猿の仲だったのは覚えているけど、小学校から高校までの記憶は学校生活含め、ほとんどありません。
高校までの生い立ちでした。
次は18歳以降のこと書きます。