栃木の那須町のもみの木医院の先生のブログ内の記事です
http://mominoki-iin.com/#
結論を先に述べますと、「ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない!~絶対に受けてはいけない!」となります。この結論に至るまでには、今回の原発事故により飛散した放射性物質の核種と、それぞれの人体における被曝のパターンを正しく知る必要があります。
今回の評論は、一部専門的なところもあり、一度読んだだけでは理解しにくいかもしれませんが、ぜひ何度も読んで、すべてを理解してください。
ほとんどのマスコミは全く取り上げていませんが、日本政府がIAEAに報告するために作成した資料で、昨年8月26日に経済産業省から発表された福島第一原発から放出された核種と広島原爆で放出された核種の試算表を見ると、福島県から関東一帯で、決定的というべきか、運命的というべきか、致命的という言うべき重大なことが進行していることがわかります。
アルファ核種として、プルトニウム238、239、240、ベータ核種として、キセノン、ストロンチウム、テルル、ヨウ素、ネプツニウム、セシウム、ガンマ核種として、ヨウ素、セシウムが大量に放出されました。
この中で最も量が多かったのは、希ガスと言われるキセノンガスであり、これはベータ線を出します。 乳がんとの関連性が疑われている核種です。
次に多かったのは、セシウムであり、半減期約2年のセシウム134が半分、半減期30年のセシウム137が残りの半分です。これはベータ線も出しますが、一般の人が問題にしているのは、セシウムのガンマ線です。
その次は、ヨウ素、ストロンチウム、テルルで、この中でヨウ素はガンマ線も出しますが、その他の核種はベータ線を出すものです。
アルファ線を出す代表核種であるプルトニウム~地球上における最強の毒と言われる~の降下量は、これらの核種よりは少ないのですが、ここで、プルトニウムよりはるかに大量に降下したネプツニウムに注目しなくてはなりません。ネプツニウムは、半減期2.356日でベータ線を出して、プルトニウム239に変わります。プルトニウム239は、アルファ線を出します。3月15日ごろ、関東から福島に大量に降ったネプツニウムは、約2日経ったくらいから、そこらここらで大量にプルトニウムを生産していたことになります。
さて、3月11日の地震により、福島第一原発は冷却機能を失い、水素爆発に至ったわけですが、その中でプルトニウムを燃料として使用している3号機は、水素爆発の直後、即発臨界という現象が起こり、使用済み燃料プールにあった核燃料が、ほぼすべて核爆発を起こして消失しています。これは、ほとんどの日本の研究者は指摘していませんし、政府や東電も認めていませんが、アメリカのスリーマイル島の原発事故の原因調査の最高責任者であったアニーガンダーセン博士が事故直後から指摘しています。水素爆発の温度は約600℃であるのに対し、核爆発は何千℃、何万℃に至ります。プルトニウムの沸点は、約3200℃であり、水素爆発ではプルトニウムは気体にはなりませんが、核爆発では一瞬で気体となり、空高く舞い上がります。3号機の使用済み核燃料プールに入れてあった核燃料がほぼすべて無くなっていること、爆発のビデオ解析から爆発のスピードが音速を超えることが明らかであることから、3号機の核爆発は100%間違いないといえます。先に述べた放出核種の分析と、この現象はよく一致します。
3号機の爆発のあった3月14日と2号機と4号機の爆発のあった15日は、公開されているSPEEDIのデータによると、南向きの風が吹いており、死の灰の塊であるプルトニウムを大量に含んだ放射能雲は、千葉、東京、神奈川を直撃しました。幸い雨は降っておらず、風向きが北向きへと変わり、大量の地上降下は避けられましたが、相当の放射能汚染があるはずです。南の風に押し上げられた放射能雲は、15日の午後には栃木県県北、群馬県県北、福島へ到達し、残念ながら小雨の降っていたこれらの地方には、大量の地上汚染となりました。つまり、これらの地方の放射性物質による放射能汚染は、巷で言われているセシウムだけではなく、大量のアルファ核種~プルトニウムなどや、ベータ核種~ストロンチウムなどによる汚染があるということになります。
ガンマ線は、市販のガイガーカウンターやシンチレンションカウンターで簡単に測定できますが、アルファ線、ベータ線は、特殊なガイガーカウンター~その他の機器を使用しないと測れません。特殊なガイガーカウンターで那須町、那須塩原市の土壌を測定してみましたが、やはり大量のアルファ線~すなわちプルトニウムと考えられるものを検出します。
ここで、内部被ばくと外部被ばくの違い、アルファ、ベータ、ガンマ、それぞれの核種の特徴を簡単にまとめてみましょう。
まず、アルファ線について、空気中では、せいぜい3センチから45ミリくらいしか進みません。ついで、ベータ線は1メートルから最大10メートル進みます。ガンマ線は100メートルくらい到達します。
外部被ばくについて、これは人体が外部から受ける放射線による被曝です。したがって、アルファ線は無視してよく、一部ベータ線も影響しますが、ガンマ線が主体です。ガンマ線は、鉄筋の建物ならば防護できますが、木造では防護できず、ガンマ線源から遠ざかること~近寄らないこと、疎開や移住することで防護できます。
今回の事故で問題になっている核種は、セシウム134と137です。
内部被ばくについて、これは人体が呼吸や飲食によって、放射性物質を取り込んで生じる被曝です。アルファ線、ベータ線、ガンマ線、すべての放射線が関係します。この中で特に影響の大きいものが、アルファ線とベータ線です。この2種は、人間の2本鎖DNAを2本とも切断します。障害細胞の修復困難の可能性~すなわち発ガンの可能性が高まります。ガンマ線は1本だけです。前述のようにアルファ線は、人体の中では、ほんの数ミリしか進みません。たった数ミリしか進まないから力が弱いのではなく、その短い距離で猛烈にエネルギーを消費して細胞を傷害しますので、人体には特に悪い放射線です。
今回の事故で主として問題になる核種は、プルトニウム、ストロンチウム、ヨウ素、セシウム、キセノンなどです。
この中で、まずヨウ素131を見てみましょう。ヨウ素131を呼吸で吸い込むと、すぐに甲状腺に集まってきます。日本人は海藻をよく食べるから大丈夫などということは、ありません。甲状腺内でベータ崩壊が起こり、ベータ線を出して甲状腺を傷つけます。ベータ崩壊に伴って出てきたキセノン131のうちの一部がガンマ崩壊して、ガンマ線を出して2度甲状腺を傷つけます。ヨウ素131の物理学的半減期は8日で、8日で吸い込んだヨウ素131の半分は、キセノン131に変わります。一方、生物学的半減期は80日であり、これは吸い込んだヨウ素131が体の中から半分が出て行く時間です。いずれにせよ、80日目に調べたのでは、ヨウ素131は体の中にはほとんどありませんので、ホールボディカウンターなどの被曝したかどうかの検査をしても意味がありません。物理学的半減期が短い放射性物質は、一気に崩壊が起こり、放射線が一気に出て細胞障害がおこるので、発ガン性が高いと覚えておいてください。
セシウム137の場合は、物理学的半減期30年>生物学的半減期70~100日であって、一気にはベータ崩壊とガンマ崩壊が起こりませんが、体から排泄されるまで連続して放射線被曝を生じて発ガン性が高まります。ホールボディカウンターで検出されるものは、この核種です。
プルトニウムとストロンチウムは、いずれも物理学的半減期、生物学的半減期ともに、2万4千年と数十年(プルトニウム239)、29年と数十年(ストロンチウム90)と半減期の長い放射性物質です。いずれも人体に入ると長期間にわたり細胞を傷害して、しかも近くの細胞を執拗に障害するので、発ガンの危険の特に高い放射性物質です。ホールボディカウンターでは全く検出できない核種です。
いよいよ、本題のホールボディカウンターですが、NaI(TI)シンチレーション検出機を使って全身を検査するものです。基本的にはガンマ線を放出する核種、セシウム134、137、カリウム40、ヨウ素131などのγ線を放出する核種を検出するものです。ベータ核種のストロンチウム90やアルファ核種のプルトニウム239などの最も危険な核種は検出できません。また、正確に測るには、30分以上かけて、データの分析に熟練した技師が行う必要があり、とても2~3分の流れ作業的検査では正確な被曝の証拠は出ません。ECRR(ヨーロッパ放射線防護委員会)のバズビー博士は「そもそもセシウムしか重要視していないホールボディカウンター検査は意味がない。こんなものにお金を使うより、食の安全にお金をかけるべきだ。」と言っておられます。
福島県では、昨年から住民のホールボディカウンター検査が始まりましたが、被曝の検出率は数%と低いようです。栃木県でも、18歳以下の住民を対象に検査を行うように予算が付けられるようですが、どうでしょうか。おそらく内部被ばくが証明できるのは、検査人数の1%以下でしょう。
事故から1年が経とうとしておりますこれからの時期にホールボディカウンター検査をしても、ヨウ素131は全く検出できませんし、もともとプルトニウム、ストロンチウムは全く検出できません。したがって、ほとんどの人が内部被ばくは無かったとされてしまいます。実際は、ヨウ素131の大量被ばく、プルトニウムとストロンチウムもかなりの量を内部被ばく、セシウムもそれなりに大量に被曝しているのに。
これでは、原発村の学者たちの思うつぼにはまります。原発村の学者は、データがほしいのです。 栃木県や福島県の住民を検査したが、ほとんど内部被ばくはなかった。したがって、今後がん患者が増えても、原発事故によるものではない~こういう結論がほしいのです。本当は、アルファ核種やベータ核種の内部被ばくを正確に測定できる機械で測定せず、しかも短時間にいい加減な測定をして、内部被ばくがなかったことにして導き出した、でたらめな結論であるにもかかわらず。
彼らは、ICRP(国際放射線防護委員会)の内部被ばくを考慮しない、外部被ばくだけの放射線障害の結論~チェルノブイリ原発事故では、原発職員が約50名急性放射線障害で死亡したが、住民への影響は、小児の甲状腺ガンがほんの少し増えただけであった!その他の病気が増えたのは、ストレスによるものである!~他の臓器のがん患者や奇形の子供の出産も大幅に増えており、完全なでたらめ!!~こんな結論を今だに信じて疑わない~疑いたくない連中です。
もう一度言いましょう! 原発村の学者は、内部被ばくを十分に調べた、外部被ばくも測定したが、内部被ばくはほとんどなかったので、ガン患者が激増しても原発事故のせいではない。原発事故の住民への影響はなかった~という結論(もちろん!完全なデタラメ!)がほしいのです
栃木県の放射線防護のアドバイザーも福島県の責任者も、これら原発村の学者グループであることから、いずれの県も住民が見殺しにされるか、モルモットにされることは明らかです。
結論として、ホールボディカウンター検査は受ける必要はない~絶対に受けてはいけないということになります。
もし、あなたの子供がホールボディ検査を受けたとすると、おそらく内部被ばくはないと判定されるでしょう。そして、数年後あるいは10数年後に原発事故の放射線の影響でガンを発症しても、それは原発事故のせいではないといわれるでしょう。担当者は、きっとこう言うはずです。「だって、ホールボディカウンター検査で内部被ばくがないと言われたんでしょう?だったら、お子さんがガンになったって、それは原発事故のせいではないですよ。日ごろの健康管理が悪かったんじゃないですか?」と。
2012年1月16日 もみの木医院長 川口 幸夫
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結論を先に述べますと、「ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない!~絶対に受けてはいけない!」となります。この結論に至るまでには、今回の原発事故により飛散した放射性物質の核種と、それぞれの人体における被曝のパターンを正しく知る必要があります。
今回の評論は、一部専門的なところもあり、一度読んだだけでは理解しにくいかもしれませんが、ぜひ何度も読んで、すべてを理解してください。
ほとんどのマスコミは全く取り上げていませんが、日本政府がIAEAに報告するために作成した資料で、昨年8月26日に経済産業省から発表された福島第一原発から放出された核種と広島原爆で放出された核種の試算表を見ると、福島県から関東一帯で、決定的というべきか、運命的というべきか、致命的という言うべき重大なことが進行していることがわかります。
アルファ核種として、プルトニウム238、239、240、ベータ核種として、キセノン、ストロンチウム、テルル、ヨウ素、ネプツニウム、セシウム、ガンマ核種として、ヨウ素、セシウムが大量に放出されました。
この中で最も量が多かったのは、希ガスと言われるキセノンガスであり、これはベータ線を出します。 乳がんとの関連性が疑われている核種です。
次に多かったのは、セシウムであり、半減期約2年のセシウム134が半分、半減期30年のセシウム137が残りの半分です。これはベータ線も出しますが、一般の人が問題にしているのは、セシウムのガンマ線です。
その次は、ヨウ素、ストロンチウム、テルルで、この中でヨウ素はガンマ線も出しますが、その他の核種はベータ線を出すものです。
アルファ線を出す代表核種であるプルトニウム~地球上における最強の毒と言われる~の降下量は、これらの核種よりは少ないのですが、ここで、プルトニウムよりはるかに大量に降下したネプツニウムに注目しなくてはなりません。ネプツニウムは、半減期2.356日でベータ線を出して、プルトニウム239に変わります。プルトニウム239は、アルファ線を出します。3月15日ごろ、関東から福島に大量に降ったネプツニウムは、約2日経ったくらいから、そこらここらで大量にプルトニウムを生産していたことになります。
さて、3月11日の地震により、福島第一原発は冷却機能を失い、水素爆発に至ったわけですが、その中でプルトニウムを燃料として使用している3号機は、水素爆発の直後、即発臨界という現象が起こり、使用済み燃料プールにあった核燃料が、ほぼすべて核爆発を起こして消失しています。これは、ほとんどの日本の研究者は指摘していませんし、政府や東電も認めていませんが、アメリカのスリーマイル島の原発事故の原因調査の最高責任者であったアニーガンダーセン博士が事故直後から指摘しています。水素爆発の温度は約600℃であるのに対し、核爆発は何千℃、何万℃に至ります。プルトニウムの沸点は、約3200℃であり、水素爆発ではプルトニウムは気体にはなりませんが、核爆発では一瞬で気体となり、空高く舞い上がります。3号機の使用済み核燃料プールに入れてあった核燃料がほぼすべて無くなっていること、爆発のビデオ解析から爆発のスピードが音速を超えることが明らかであることから、3号機の核爆発は100%間違いないといえます。先に述べた放出核種の分析と、この現象はよく一致します。
3号機の爆発のあった3月14日と2号機と4号機の爆発のあった15日は、公開されているSPEEDIのデータによると、南向きの風が吹いており、死の灰の塊であるプルトニウムを大量に含んだ放射能雲は、千葉、東京、神奈川を直撃しました。幸い雨は降っておらず、風向きが北向きへと変わり、大量の地上降下は避けられましたが、相当の放射能汚染があるはずです。南の風に押し上げられた放射能雲は、15日の午後には栃木県県北、群馬県県北、福島へ到達し、残念ながら小雨の降っていたこれらの地方には、大量の地上汚染となりました。つまり、これらの地方の放射性物質による放射能汚染は、巷で言われているセシウムだけではなく、大量のアルファ核種~プルトニウムなどや、ベータ核種~ストロンチウムなどによる汚染があるということになります。
ガンマ線は、市販のガイガーカウンターやシンチレンションカウンターで簡単に測定できますが、アルファ線、ベータ線は、特殊なガイガーカウンター~その他の機器を使用しないと測れません。特殊なガイガーカウンターで那須町、那須塩原市の土壌を測定してみましたが、やはり大量のアルファ線~すなわちプルトニウムと考えられるものを検出します。
ここで、内部被ばくと外部被ばくの違い、アルファ、ベータ、ガンマ、それぞれの核種の特徴を簡単にまとめてみましょう。
まず、アルファ線について、空気中では、せいぜい3センチから45ミリくらいしか進みません。ついで、ベータ線は1メートルから最大10メートル進みます。ガンマ線は100メートルくらい到達します。
外部被ばくについて、これは人体が外部から受ける放射線による被曝です。したがって、アルファ線は無視してよく、一部ベータ線も影響しますが、ガンマ線が主体です。ガンマ線は、鉄筋の建物ならば防護できますが、木造では防護できず、ガンマ線源から遠ざかること~近寄らないこと、疎開や移住することで防護できます。
今回の事故で問題になっている核種は、セシウム134と137です。
内部被ばくについて、これは人体が呼吸や飲食によって、放射性物質を取り込んで生じる被曝です。アルファ線、ベータ線、ガンマ線、すべての放射線が関係します。この中で特に影響の大きいものが、アルファ線とベータ線です。この2種は、人間の2本鎖DNAを2本とも切断します。障害細胞の修復困難の可能性~すなわち発ガンの可能性が高まります。ガンマ線は1本だけです。前述のようにアルファ線は、人体の中では、ほんの数ミリしか進みません。たった数ミリしか進まないから力が弱いのではなく、その短い距離で猛烈にエネルギーを消費して細胞を傷害しますので、人体には特に悪い放射線です。
今回の事故で主として問題になる核種は、プルトニウム、ストロンチウム、ヨウ素、セシウム、キセノンなどです。
この中で、まずヨウ素131を見てみましょう。ヨウ素131を呼吸で吸い込むと、すぐに甲状腺に集まってきます。日本人は海藻をよく食べるから大丈夫などということは、ありません。甲状腺内でベータ崩壊が起こり、ベータ線を出して甲状腺を傷つけます。ベータ崩壊に伴って出てきたキセノン131のうちの一部がガンマ崩壊して、ガンマ線を出して2度甲状腺を傷つけます。ヨウ素131の物理学的半減期は8日で、8日で吸い込んだヨウ素131の半分は、キセノン131に変わります。一方、生物学的半減期は80日であり、これは吸い込んだヨウ素131が体の中から半分が出て行く時間です。いずれにせよ、80日目に調べたのでは、ヨウ素131は体の中にはほとんどありませんので、ホールボディカウンターなどの被曝したかどうかの検査をしても意味がありません。物理学的半減期が短い放射性物質は、一気に崩壊が起こり、放射線が一気に出て細胞障害がおこるので、発ガン性が高いと覚えておいてください。
セシウム137の場合は、物理学的半減期30年>生物学的半減期70~100日であって、一気にはベータ崩壊とガンマ崩壊が起こりませんが、体から排泄されるまで連続して放射線被曝を生じて発ガン性が高まります。ホールボディカウンターで検出されるものは、この核種です。
プルトニウムとストロンチウムは、いずれも物理学的半減期、生物学的半減期ともに、2万4千年と数十年(プルトニウム239)、29年と数十年(ストロンチウム90)と半減期の長い放射性物質です。いずれも人体に入ると長期間にわたり細胞を傷害して、しかも近くの細胞を執拗に障害するので、発ガンの危険の特に高い放射性物質です。ホールボディカウンターでは全く検出できない核種です。
いよいよ、本題のホールボディカウンターですが、NaI(TI)シンチレーション検出機を使って全身を検査するものです。基本的にはガンマ線を放出する核種、セシウム134、137、カリウム40、ヨウ素131などのγ線を放出する核種を検出するものです。ベータ核種のストロンチウム90やアルファ核種のプルトニウム239などの最も危険な核種は検出できません。また、正確に測るには、30分以上かけて、データの分析に熟練した技師が行う必要があり、とても2~3分の流れ作業的検査では正確な被曝の証拠は出ません。ECRR(ヨーロッパ放射線防護委員会)のバズビー博士は「そもそもセシウムしか重要視していないホールボディカウンター検査は意味がない。こんなものにお金を使うより、食の安全にお金をかけるべきだ。」と言っておられます。
福島県では、昨年から住民のホールボディカウンター検査が始まりましたが、被曝の検出率は数%と低いようです。栃木県でも、18歳以下の住民を対象に検査を行うように予算が付けられるようですが、どうでしょうか。おそらく内部被ばくが証明できるのは、検査人数の1%以下でしょう。
事故から1年が経とうとしておりますこれからの時期にホールボディカウンター検査をしても、ヨウ素131は全く検出できませんし、もともとプルトニウム、ストロンチウムは全く検出できません。したがって、ほとんどの人が内部被ばくは無かったとされてしまいます。実際は、ヨウ素131の大量被ばく、プルトニウムとストロンチウムもかなりの量を内部被ばく、セシウムもそれなりに大量に被曝しているのに。
これでは、原発村の学者たちの思うつぼにはまります。原発村の学者は、データがほしいのです。 栃木県や福島県の住民を検査したが、ほとんど内部被ばくはなかった。したがって、今後がん患者が増えても、原発事故によるものではない~こういう結論がほしいのです。本当は、アルファ核種やベータ核種の内部被ばくを正確に測定できる機械で測定せず、しかも短時間にいい加減な測定をして、内部被ばくがなかったことにして導き出した、でたらめな結論であるにもかかわらず。
彼らは、ICRP(国際放射線防護委員会)の内部被ばくを考慮しない、外部被ばくだけの放射線障害の結論~チェルノブイリ原発事故では、原発職員が約50名急性放射線障害で死亡したが、住民への影響は、小児の甲状腺ガンがほんの少し増えただけであった!その他の病気が増えたのは、ストレスによるものである!~他の臓器のがん患者や奇形の子供の出産も大幅に増えており、完全なでたらめ!!~こんな結論を今だに信じて疑わない~疑いたくない連中です。
もう一度言いましょう! 原発村の学者は、内部被ばくを十分に調べた、外部被ばくも測定したが、内部被ばくはほとんどなかったので、ガン患者が激増しても原発事故のせいではない。原発事故の住民への影響はなかった~という結論(もちろん!完全なデタラメ!)がほしいのです
栃木県の放射線防護のアドバイザーも福島県の責任者も、これら原発村の学者グループであることから、いずれの県も住民が見殺しにされるか、モルモットにされることは明らかです。
結論として、ホールボディカウンター検査は受ける必要はない~絶対に受けてはいけないということになります。
もし、あなたの子供がホールボディ検査を受けたとすると、おそらく内部被ばくはないと判定されるでしょう。そして、数年後あるいは10数年後に原発事故の放射線の影響でガンを発症しても、それは原発事故のせいではないといわれるでしょう。担当者は、きっとこう言うはずです。「だって、ホールボディカウンター検査で内部被ばくがないと言われたんでしょう?だったら、お子さんがガンになったって、それは原発事故のせいではないですよ。日ごろの健康管理が悪かったんじゃないですか?」と。
2012年1月16日 もみの木医院長 川口 幸夫
爪ミネラル検査での「ウラン高値」を今一度考える
作成: 辻 直樹 日時: 2012年3月22日 1:51 ·
10月頃より頻発し始めた爪ミネラル検査でのウラン検出当院では3.11以前よりこの検査を実施しており、日々の検討では「3.11以前の爪ミネラルバランスとの比較」を行っている
以前、ウォールにも書いたが、3.11以前の検査では ウランの検出率は約1.6%であった(約300例中5例)
しかし、最近ではウラン検出例は珍しくなく80%以上の検出率となっている
ここで今一度「ウラン」について検討してみる
ウランは原子番号92の遷移金属元素で、 第7周期のアクチノイドに分類される
ウランは地殻や海水中に微量ながら広く分布している元素であり、存在量はスズと同程度
天然には3種類の同位体が存在し、安定同位体は存在しない(すべてが放射性)
3種類の同位体は『ウラン234、ウラン235、ウラン238 」であり存在比は
234:0.0054%
235:0.72%
238:99.275%
である
それぞれの半減期は
234:2.48×10[5乗] 年
235:7.13×10[8乗] 年
238:4.51×10[9乗] 年 *最も安定で「約地球の年齢」
である
ウラン235は天然に利用可能な量が存在する唯一の核分裂性物質である
ウラン238はアルファ崩壊し、ウラン系列の18回の崩壊を通して最終的に鉛206を生成する
ウラン238は中性子を捕獲しさらに崩壊することでプルトニウム239を生成する
プルトニウム239も核分裂性物質である
原爆や原子力発電に利用するのは、核分裂核種である「ウラン235」であるため、天然のウランを濃縮する必要がある
天然ウランではウラン235が0.7%であるため
ウラン235を20%以上に濃縮したもの=高濃縮ウラン
ウラン235を0.7%以上、20%以下に濃縮したもの=低濃縮ウラン
と呼ぶ(広島に投下された原爆はウラン235が80%、ウラン238が20%の濃縮ウラン)
また使用済み核燃料は濃縮ウランのウラン235が分裂によって減少し
ウラン235が7%を下回ったもの=劣化ウラン
と呼ぶ
ここで「なぜ爪ミネラル中のウランが上昇したのか?」を考えてみる必要がある
先に書いたように、ウランは天然にスズと同程度存在するミネラルであるが、これは3.11前も3.11後も変化はない
とすれば、天然に存在していたウランの中で生活し、それらを体内に取り込んでいたとすれば、その検出率は「3.11前と3.11後の変化はない」と推測できる
3.11後の急激なウラン検出率の増加は「何らかの原因で体内に侵入するウラン量が増加した」としか考えられない
3.11の事故によって原発から放出された可能性のあるウラン核種はその存在比率から考えて「235,238」が予測されるが、もし核分裂をしていたと考えるならば、核分裂を起こしにくい「ウラン238」である可能性が高いであろう
その理由として、濃縮ウランの濃縮率が20%と仮定しても、そこには80%のウラン238が存在することになるし、その多くが核分裂し、劣化ウランとなっていたとすれば、そこに存在するウランのほとんどがウラン238ということになる
80%のウラン238は
ウラン238として放出される
中性子を受けてプルトニウム239として放出される
という可能性がある
先に述べたように、核分裂を起こさなくてもウラン238は放射性核種であることには変わりはない
ウラン238の崩壊モードは「α崩壊」であり、4.267 MeV の崩壊エネルギーを持つ
もし体内にウラン238を取り込んでいたとしても、その崩壊モードがα崩壊である以上、その放射線(α線)を検出することは不可能ということになる
何度も言うが、爪ミネラル検査では
放射性か非放射性か
核種の同定
を行うことは残念ながらできない
しかしウランは『すべての核種が放射性物質』であるためにその同定の意味はないであろう
今後のモニタリングとして「爪ミネラルに存在するウラン量」はとても重要な位置づけになってくると考えられる
そして「そのウランの出所」を確定するための努力(想像や予測ではなく)が重要になってくるであろう
加えて
沈着部位は?
結合タンパク質は?(多分フェリチン/トランスフェリン?)
いかにして生体内検出ウランを『0』にするか?
その方法は?
キレート物質は?
などと同時に検討し続ける事が大切であろうと確信している
http://a6.sphotos.ak.fbcdn.net/hphotos-ak-prn1/s720x720/560674_254566954633235_100002397964857_572250_409900259_n.jpg
作成: 辻 直樹 日時: 2012年3月22日 1:51 ·
10月頃より頻発し始めた爪ミネラル検査でのウラン検出当院では3.11以前よりこの検査を実施しており、日々の検討では「3.11以前の爪ミネラルバランスとの比較」を行っている
以前、ウォールにも書いたが、3.11以前の検査では ウランの検出率は約1.6%であった(約300例中5例)
しかし、最近ではウラン検出例は珍しくなく80%以上の検出率となっている
ここで今一度「ウラン」について検討してみる
ウランは原子番号92の遷移金属元素で、 第7周期のアクチノイドに分類される
ウランは地殻や海水中に微量ながら広く分布している元素であり、存在量はスズと同程度
天然には3種類の同位体が存在し、安定同位体は存在しない(すべてが放射性)
3種類の同位体は『ウラン234、ウラン235、ウラン238 」であり存在比は
234:0.0054%
235:0.72%
238:99.275%
である
それぞれの半減期は
234:2.48×10[5乗] 年
235:7.13×10[8乗] 年
238:4.51×10[9乗] 年 *最も安定で「約地球の年齢」
である
ウラン235は天然に利用可能な量が存在する唯一の核分裂性物質である
ウラン238はアルファ崩壊し、ウラン系列の18回の崩壊を通して最終的に鉛206を生成する
ウラン238は中性子を捕獲しさらに崩壊することでプルトニウム239を生成する
プルトニウム239も核分裂性物質である
原爆や原子力発電に利用するのは、核分裂核種である「ウラン235」であるため、天然のウランを濃縮する必要がある
天然ウランではウラン235が0.7%であるため
ウラン235を20%以上に濃縮したもの=高濃縮ウラン
ウラン235を0.7%以上、20%以下に濃縮したもの=低濃縮ウラン
と呼ぶ(広島に投下された原爆はウラン235が80%、ウラン238が20%の濃縮ウラン)
また使用済み核燃料は濃縮ウランのウラン235が分裂によって減少し
ウラン235が7%を下回ったもの=劣化ウラン
と呼ぶ
ここで「なぜ爪ミネラル中のウランが上昇したのか?」を考えてみる必要がある
先に書いたように、ウランは天然にスズと同程度存在するミネラルであるが、これは3.11前も3.11後も変化はない
とすれば、天然に存在していたウランの中で生活し、それらを体内に取り込んでいたとすれば、その検出率は「3.11前と3.11後の変化はない」と推測できる
3.11後の急激なウラン検出率の増加は「何らかの原因で体内に侵入するウラン量が増加した」としか考えられない
3.11の事故によって原発から放出された可能性のあるウラン核種はその存在比率から考えて「235,238」が予測されるが、もし核分裂をしていたと考えるならば、核分裂を起こしにくい「ウラン238」である可能性が高いであろう
その理由として、濃縮ウランの濃縮率が20%と仮定しても、そこには80%のウラン238が存在することになるし、その多くが核分裂し、劣化ウランとなっていたとすれば、そこに存在するウランのほとんどがウラン238ということになる
80%のウラン238は
ウラン238として放出される
中性子を受けてプルトニウム239として放出される
という可能性がある
先に述べたように、核分裂を起こさなくてもウラン238は放射性核種であることには変わりはない
ウラン238の崩壊モードは「α崩壊」であり、4.267 MeV の崩壊エネルギーを持つ
もし体内にウラン238を取り込んでいたとしても、その崩壊モードがα崩壊である以上、その放射線(α線)を検出することは不可能ということになる
何度も言うが、爪ミネラル検査では
放射性か非放射性か
核種の同定
を行うことは残念ながらできない
しかしウランは『すべての核種が放射性物質』であるためにその同定の意味はないであろう
今後のモニタリングとして「爪ミネラルに存在するウラン量」はとても重要な位置づけになってくると考えられる
そして「そのウランの出所」を確定するための努力(想像や予測ではなく)が重要になってくるであろう
加えて
沈着部位は?
結合タンパク質は?(多分フェリチン/トランスフェリン?)
いかにして生体内検出ウランを『0』にするか?
その方法は?
キレート物質は?
などと同時に検討し続ける事が大切であろうと確信している
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