大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ついに最終回終わってしまいました〜
そして新大河ドラマ『どうする家康』放送中
三谷幸喜さんの大河ドラマ、良すぎるのでぜひ第3弾もと期待してお待ちしてしまいます
ということで今回は同じく三谷幸喜さん脚本の作品、
ドラマ『王様のレストラン』レビューです。
コメディーです
三谷幸喜さん×グルメドラマ×山口智子さん×ストーリー面白い×オープニング神曲で個人的に大好きなドラマです
さびれてしまい潰れかけている高級フレンチレストランのベルエキップ再建に向けて奮闘する人々の物語です。
主要キャスト全員、あますことなくキャラだちすごいです。
蘇る伝説のギャルソン給仕・千石武役の松本幸四郎さん(当時名)。
大雑把な性格だが、有名レストランで食べたことのある味を再現できてしまうほどの天才シェフドキュイジーヌ料理長・磯野しずか役の山口智子さん。
優しくてぼーっとしているけれど計算得意なパトロンオーナー・原田禄郎役の筒井道隆さん。
あやしげなビジネスに何度も手を出してしまう、愛人作る、レストラン経営はテキトーというダメっぷり、得意なことは中国語のディレクトール総支配人・水原範朝役の西村雅彦さん。
離婚して妻子がいます。
↑の美しい愛人、魅惑のバルマンバーテンダー・三条政子役の鈴木京香さん。
元ホステスで、あまり仕事やる気ないです。
姿勢や物腰は一見紳士なのに実は下品で、記憶力ないのかやる気ないのかレストランの料理の内容も予約客の名前も覚えていないメートルドテル給仕長・梶原民生役の小野武彦さん。
ここも離婚して妻子がいます。
コミ食堂主任・和田一役の伊藤俊人さん。
この人物は最初からキビキビ動いていて問題はなかったです。
あとは細かい気遣いができれば完璧でした
梶原とのコンビが仲いいような悪いような、なんかよかったです。
伊藤俊人さん若くして病死された俳優さんで、生きていらっしゃったらそのキレのある演技で三谷幸喜さんのその後の作品にも出ておられただろうなと思われ、ひどく残念です。
隣に天才シェフしずかがいることもあり、比べて自分に自信がないネガティブパティシエ・稲毛成志役の梶原善さん。
(・(ェ)・)
自信をもって
ポジティブだよ
と思わず応援したくなります
『鎌倉殿の13人』での役柄・善児、色々と衝撃的でしたね
食いしん坊のスーシェフ副料理長・畠山秀忠役の田口浩正さん。
ソムリエ・大庭金四郎役の白井晃さん。
受賞歴もありソムリエとしての知識はかなりすごいのですが、知識をひけらかしお客様の希望を無視して自分のおすすめワインを押し付けるところがあります。
プロンジュール皿洗い・佐々木教綱役の杉本隆吾さん。
真面目に皿を洗いますが皿を割りまくりです。
ガルドマンジェオードブル・ジュラールドゥヴィヴィエ役のジャッケーローロンさん。
フレンチレストランなのでフランス人がいたら箔がつくからという理由だけで雇われた人。
日本語カタコトでほとんどわかりません。
お気付きでしょうか。
歴史好きの三谷幸喜さんが付けた、みなさん歴史上の人物的名前ばかりです。
レストランさびれていた時はみなさんのそれぞれ悪いトコ全部出ちゃってたのが、みなさんのそれぞれイイトコをギャルソンが引き出し、再建を目指していきます
全編レストラン内だけでまるで舞台かのように描かれています。
なのに景色に飽きてしまうというようなことは全然なかったです。
ストーリーはパズルのピースのごとく伏線がハマっていきます。
うまくいくと、爽快です。
なかでも総支配人→中国人の宗支配人でごまかし乗り切ろうとする回がツボでした
ドラマ『王様のレストラン』
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オープニング楽曲、挿入歌でもあります、服部隆之さんが手掛けられた荘厳なクラシック。
クラシックなのにキャッチー
レストランの人々の写真画が楽曲に合わせて次々と現れるオープニング、非常によいです
オープニングだけでもひとつの素晴らしい作品のよう、これはぜひ観ていただきたいです
エンディング主題歌は、大ブレイクする直前だった平井堅さんの『Precious Junk』です。
明るくポップな楽曲です
次回は、放送始まりました新大河ドラマ『どうする家康』レビューです。
お越しいただきありがとうございました。
よろしければまた他記事もどうぞ(・(ェ)・)
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